タクシー配車アプリ戦国時代(前編)

タクシー配車アプリ戦国時代(前編)

押し寄せる「ウーバー」パワーの脅威

ウーバーという名前を聞いたことがある方も多いと思います。普段使っていない自家用車のオーナーがドライバーとなり、タクシー業務を提供するというサービスで、世界中でそのシェアを伸ばしています。その時価総額は約6兆円とも言われ、各国のタクシー業界の反発を押しのけ、行政をも動かす存在になっています。

日本でも「ウーバー」のサービスは始まっていますが、規制により、自家用車をタクシーとして使うのではなく、稼働していないハイヤーを利用するということにとどまっています。しかし、東京オリンピックを控え、インバウンド観光客の増加とともに、絶対的なタクシー数が不足するため、規制が緩和されるとも言われていて、国内のタクシー業界は「ウーバー」にどう対抗するかが大きな課題になっています。なぜなら、日本のタクシー料金と比べて「ウーバー」のサービスは格段に安く、また外国人観光客にとっては、自分の国で普段から利用している「ウーバー」は慣れない日本のタクシーに比べて親しみやすいサービスだからです。

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高いという悪評が海外で広まっている日本のタクシー

日本のタクシーにとって「ウーバー」は黒船と言われています。その原因は、日本のタクシー自身にもあります。日本のタクシーの海外での評判はよくありません。とても高価という情報が広まっているのです。初乗りが2kmというのが最低料金を高額にしているということで、1kmにするという動きもあるようですが、大した解決にはならないでしょう。金額を下げるのが難しいならせめて使い勝手やサービスを向上しないととても「ウーバー」には勝てません。

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これから、日本のタクシー配車アプリは、どのように進化してこの危機を乗り越えようとしているのでしょうか。

次回は、「タクシー配車アプリ戦国時代(後編)」をお送りします。

 

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