フィンテックをおさらいしておこう
マスコミを騒がせているフィンテック
昨年の暮れに「日経ビジネス」と「週刊エコノミスト」の日本を代表するビジネス誌が揃って「フィンテック」の特集を組みました。それほど注目を集めているフィンテックとは一体どういうものなのでしょうか。
これからフィンテック関連のニュースを見ない日は無いであろうと言われるほど、注目を集めているフィンテックについて概要をおさらいしておこうと思います。
フィンテックの言葉の意味は?
フィンテック(FinTech)は、金融(Financial)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。日本語では、金融ITとか金融テクノロジーと表現されることが多いようです。
従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでした。しかし、ここ数年は技術革新とともに比較的小規模のベンチャー・スタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。同時に、(*)VISAやシティグループなどのトップ・バンカーがその地位を投げ打って、フィンテックに大移動を始めています。
*トップ・バンカーがFinTechへ「次の投資の主流は仮想通貨とP2P」
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151229-00000012-zuuonline-nb
フィンテックと大衆の接点「仮想通貨」はすでに生活に浸透し始めている
2014年からカリフォルニア州など一部の支店でビットコインでの支払いに対応していたスターバックスは、「ビットコイン決済でコーヒー20%オフ」というキャンペーンを行って話題になっています。
https://www.bitcoinhk.org/2015-pay-at-starbucks-with-bitcoin/
また米国ではegifter(https://www.egifter.com/)という商品券もビットコインでお得に買えるようになり、結果日本でもお馴染みのドミノ・ピザ、スポーツオーソリティ、TGIフライデーなど数多くの店舗の買物がビットコインでできるようになっています。
日本での普及ももう目の前まで来ていると言っていいでしょう。これからフィンテック情報には敏感にアンテナを立てておくことをお勧めします。
お知らせ
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2021年12月30日
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