フラットデザインとは
リッチデザインに対してフラットデザイン
少し前までリッチデザインが流行していました。リッチデザインとは影やイラストにより立体的、リアル、シズルといった言葉で表現されていたデザインです。
特に、第一印象でぐっとくることを要求されるLP(ランディングページ)デザインに多く用いられた手法ですね。
リッチデザインはマウスを使ったPCで見るには、画面の中を動きまわってどこがクリックポイントかすぐに分かりますが、タブレットやスマートフォンではどうでしょうか?
画面も小さくなることとあいまって、どこをクリックするのかがひと目でわからなかったり、視覚効果がPCほど得られず、同時に使い勝手が悪くなってしまいました。
そこでタブレットやスマートフォンに特化したデザインが考案されます。
Windowsはフラットデザインのさきがけ
日本での人気はいまひとつでしたが、iOSやAndroid よりもWindowsフォンは早くからフラットデザインを採用していました。
そしてその傾向はPCにも波及してWindows8からすでにフラットデザインになっていました。
■Windows10の画面
フラットデザインの特徴
フラットデザインでは影や立体で印象を付けることができないので、色や形でデザインしていくことになります。その点はかつてのグラフィックデザインと似ています。そうするとどうしてもカラフルでポップな方向になるのがフラットデザインの特徴と言っていいでしょう。
重厚なイメージのPFドラッカーのサイトも今はフラットデザインで以下の様なポップなイメージに変身しています。
http://www.druckerinstitute.com/
意識してみるとかなり多くのサイトがフラットデザインにシフトしているのがおわかりなると思います。
使い勝手を考えると、高齢化が進んでいる日本ではまだしばらくフラットデザインが用いられそうな気配です。
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