ホームルーターとは、コンセントに挿すだけでインターネット(Wi-Fi)が使えるようになる通信機器およびサービスのことです。
自宅に届いた通信機器を置くだけでWi-Fiが使えることから「置くだけWiFi」と呼ばれることもあります。
光回線のような工事が不要で、すぐにWi-Fiが使えるようになる人気のインターネット回線サービスです。

ホームルーターは、色々な通信事業者からサービスが提供されています。
インターネットで検索すると多くのサービスが出てきて迷ってしまうかもしれませんが、おすすめできるホームルーターは以下の4社だけですので安心してください。

他のホームルーターがおすすめできない理由とは?
そもそもホームルーターは4種類しかなく、違いは「どこが販売しているか」だけだからです。
販売している事業者が一番多いのは「WiMAX(ワイマックス)」です。
WiMAXは、様々な通信事業者から「自社サービス」として売りだされています。
例えばUQ WiMAX、GMOとくとくBB WiMAX、BIGLOBE WiMAXなど、全部で20社以上あります。
(おきらくホームWi-FiやとくとくBBホームWi-Fiなど、サービス名に「WiMAX」が付いていないWiMAXサービスも多々あります)
ただし、商品としては同じものを使っているため、速度やエリアなどの性能に違いはありません。
違うのは料金だけです。
反対にドコモhome5Gは、ドコモからしか発売されていません。
ドコモからしか発売されていないドコモhome5Gと、多くの会社から発売されているWiMAXを1つずつ比較するのはナンセンスであり、非常にわかりにくいと考えています。
それこそどのWiMAXを選んでも性能は同じなのですから、ユーザーとしては「一番安いWiMAX」を選びたいでしょう。
そのため、WiMAXの中でも一番安い「GMOとくとくBB WiMAX」をピックアップして、ドコモhome5Gやソフトバンクエアーなどと比較しています。
WiMAXの比較は「WiMAXおすすめ比較」記事にて個別に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
また、ホームルーターの中にはデータ容量が無制限ではないサービスがあったり、速度が非常に遅いサービスもあります。
そういった需要のないホームルーターは「わかりやすさ」を優先するために本記事の比較サービスから除外しております。ご了承くださいませ。
ホームルーターのおすすめ4社は、それぞれ特徴に大きな違いがあります。
安さならソフトバンクエアー、速さならドコモhome5G、バランスの良さならGMOとくとくBB WiMAXといったように違いがわかりやすいため、初めて使う人でも簡単に選べるはずです。
この記事を読めば、ホームルーターおすすめ4社の違いが理解でき、安心して申し込むことができるでしょう。
デメリットや注意点を含めて一つずつ比較しながら解説していますので、ぜひ参考にしてください。
- 総合的に評価したホームルーターのおすすめ4社を比較して紹介
- 1位のGMOとくとくBB WiMAXは安さと速さのバランスが取れている
- ホームルーターは一人暮らしに人気!引っ越しも楽々
- FPSなどのオンラインゲームには不向きなので注意
なお、初めてホームルーターを使う人のために、次のようなコンテンツも用意しています。
いきなり申し込むのには不安がある人は、上記のコンテンツを先に確認してからおすすめ4社を比較するのもおすすめです。
本記事の執筆にあたり、ホームルーターの通信事業者から商品提供や調査費用などは一切いただいておりません。
注釈(本記事全体)
本記事で紹介する各サービスの料金は、特別な記載がない限り、以下のサイトからの申し込みを前提としています。
- GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8-cbsp/
- ドコモhome5G:https://gmobb.jp/lp/docomo5g/
- ソフトバンクエアー:https://gmobb.jp/service/softbankair/
- Rakuten Turbo:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/
ホームルーターおすすめ4社比較!2025年3月最新の料金と速度をランキング形式で解説

ホームルーターおすすめ4社の主な違いは、料金と速度の2つです。
ですので、ホームルーターを選ぶ際は、料金と速度を軸にして比較することで、自分に合った1台を見つけられます。
ホームルーターおすすめ4社の料金と速度を比較すると、以下のようになります。

料金の安さで選ぶならソフトバンクエアーかGMOとくとくBB WiMAX、速さで選ぶならドコモhome5GやWiMAXがおすすめといえます。
料金と速度以外に比較するべきポイントは、通信エリアと利用開始までの日数、サポートの対応力です。

これらホームルーターを選ぶ際に比較するべき5つのポイントを独自の基準で評価して、本サイトのおすすめランキングを作成しました。
ホームルーターおすすめ4社比較ランキング
- 1位:GMOとくとくBB WiMAX
- 2位:ドコモhome5G
- 3位:ソフトバンクエアー
- 4位:Rakuten Turbo
※サービス名をタップすると詳細までスクロールします
ランキング1位となったGMOとくとくBB WiMAXは、おすすめ4社の中でホームルーターとしてのバランスが一番優れています。
初めてホームルーターを利用する人であっても、安心して利用できるでしょう。

おすすめポイント!
- どこでも使える!通信エリアが広い
- 最短即日で発送!機器代金が実質無料
- 月額料金がシンプルに安い
- 高額キャッシュバック特典あり
実質月額 | 3,831円 |
---|---|
キャッシュバック | 35,000円 |
ただし、GMOとくとくBB WiMAXが、すべての人にとっての最良なホームルーターとは限りません。
あなたにとっての最適なホームルーターがわかるように、以下の比較表などを参考にしながら解説を読み進めていただけると幸いです。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
---|---|---|---|---|
ホームルーター | WiMAX | home5G | ソフトバンクエアー | Rakuten Turbo |
料金 (実質月額) | 3,831円※1 | 4,501円※2 | 2,819円※3 | 5,219円 |
速度 (下り実測値) | 100Mbps~ | 200Mbps~ | 100Mbps~ | 80Mbps~ |
エリア | おおむねOK | 全国どこでも | 注意が必要 | エリア外多い |
利用開始 | 最短翌日※1 | 1~2週間※2 | 最短3日後※3 | 最短2日後 |
サポート | 普通※1 | 良好 | 電話混雑 | 電話混雑 |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
注釈
※1 GMOとくとくBB WiMAXの場合。
※2 代理店(GMOとくとくBB)の特設サイトから申し込みした場合。
※3 代理店(GMOとくとくBB)の特設サイトからAirターミナル5を申し込みした場合。
一定期間の合計費用を利用月数で割った「ひと月あたりに換算した料金」のこと。事務手数料やキャッシュバックなども加味できるため、本当にお得なのかどうかを簡単に見極めることができます。
実質月額={事務手数料+機器代金+(月額料金×利用期間)+その他費用-特典(キャッシュバックや割引など)}÷利用月数
1位.GMOとくとくBB WiMAX:料金と速度のバランスに優れたホームルーター

ホームルーターおすすめランキング1位は、合計46点を獲得したGMOとくとくBB WiMAXです。

評価項目 | 評価 | 得点 | 順位 | ||
---|---|---|---|---|---|
料金 | 月額料金 | 4,807円 | 3 | 1位 | |
機器代金 | 実質無料 | 4 | 1位 | ||
キャッシュバック 割引特典 | 35,000円 | 4 | 2位 | ||
実質月額 | 1年目 | 3,419円 | 5 | 1位 | |
2年目 | 3,728円 | 5 | 1位 | ||
3年目 | 3,831円 | 5 | 1位 | ||
通信速度 (実測値) | 下り速度 | 183Mbps | 4 | 2位 | |
上り速度 | 23Mbps | 2 | 3位 | ||
Ping値 | 49ms | 3 | 3位 | ||
通信エリア | ほぼ全国 | 4 | 2位 | ||
最短利用開始日 | 翌日 | 5 | 1位 | ||
サポート品質 | おおむね良好 | 3 | 2位 |
先ほどもお伝えしたとおり、ホームルーターを選ぶ際に重要となる5つのポイントにおいて、最もバランスが優れています。
当サイトでも実際に使っていますが、大きなトラブルもなく快適なホームルーターです。
GMOとくとくBB WiMAX 料金プランと基本情報一覧 | |
---|---|
契約期間の縛り | なし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 初月:1,375円 翌月以降:4,807円 |
初月の料金 | 1,375円の日割り計算 |
スマホセット割引 | au・UQモバイルユーザー 最大1,100円/台 |
機器代金 | 実質無料 |
機器保証 | 安心サポート:月額330円 安心サポートワイド:月額550円 |
プラスエリアモード | 月額1,100円 |
キャッシュバック | 最大77,000円 (必ず35,000円) | \当サイト限定特典/
3年間の合計費用 (36ヶ月間) | (WiMAX全20社中最安) | 137,920円
実質月額 ※36ヶ月間で計算 | (WiMAX全20社中最安) | 3,831円
違約金 | 0円 |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
参照元:GMOとくとくBB WiMAX「会員規約」
>>公式サイトで詳細を確認する
GMOとくとくBB WiMAXのメリット・おすすめポイント
- 機器代金が2年間の利用で実質無料
- 高額なキャッシュバック特典がある
- 契約期間の縛りなし!いつ解約しても違約金0円
- 最短即日発送で明日から使える
- 本人確認書類が不要
- 持ち運びが自由!契約住所以外でも使える
- auやUQモバイルユーザーならセット割引が適用される
- 8日以内ならキャンセル可能
GMOとくとくBB WiMAXは、機器代金が実質無料となっているため、初期費用を抑えて使い始めることができます。
機器代金(2年間の分割払い)と同額の割引が2年間適用されるため、実際の支払いは0円となります。
見逃せないのが、高額なキャッシュバック特典です。
当サイトが紹介する特設サイトからGMOとくとくBB WiMAXを申し込んだ人限定で、誰でも35,000円、オプションなどの加入で最大77,000円のキャッシュバックが受け取れます(他のサイト経由では最大54,000円に減額するので注意)。
他のホームルーターにはないメリットとしては、最短で即日発送してくれること、申込時に本人確認書類の提出が不要、好きな場所にホームルーターを持ち込むことができることの3つです。
他のホームルーターは自宅(登録している住所)以外の利用が禁止されており、職場や学校などでは利用できません。
GMOとくとくBB WiMAXであれば、どこでも好きな場所に持って行って使えるので、旅行や出張、合宿先など、一時的に自宅以外で使う機会があっても安心です。

また、お使いのスマホがauやUQモバイルの場合はセット割引が適用され、毎月最大1,100円安くなります。

ホームルーター単体でも安いGMOとくとくBB WiMAXですが、auやUQモバイルユーザーであればよりお得に使うことが可能です。
auのセット割引対象プランと割引額を確認する
契約プラン | 割引額 |
---|---|
ピタットプラン5G ピタットプラン4G LTE(新auピタットプランN) | 1GBまで:対象外 1GB超~7GBまで:550円 |
使い放題MAX 5G ALL STAR パック 使い放題MAX 5G テレビパック 使い放題MAX 5G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G 使い放題MAX 4G テレビパック 使い放題MAX 4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 4G Netflixパック 使い放題MAX 4G | 1,100円 |
ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GBまで:対象外 2GB超~20GBまで:550円 |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | 1,027円 |
タブレットプラン20 | 1,100円 |
参照元:auスマートバリュー
割引対象サービスの契約者と家族全員のスマホ1台につき、上記の金額を毎月割引します。
povoはauスマートバリューの対象ではありませんので、お気をつけください。
受付が終了しているプランを確認する(割引は適用)
契約プラン | 割引額 |
---|---|
新auピタットプラン | 1GBまで:対象外 1GB超~7GBまで:550円 |
データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G テレビパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパック データMAX 4G LTE Netflixパック データMAX 4G LTE auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 1,100円 |
auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) ※auピタットプラン(シンプル)は1GBまで割引対象外 | 2GBまで:550円 2GB超~20GBまで:1,100円 |
データ定額1 データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラットcp | 1,027円 |
U18データ定額20 | 1,551円 |
データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラットプランF(IS)シンプル | 1,551円 ※3年目以降は1,027円 |
データ定額10/13/30 | 2,200円 ※3年目以降は1,027円 |
データ定額1(ケータイ) | 1,027円 ※3年目以降は550円 |
データ定額2/3(ケータイ) | 1,027円 |
データ定額5/8(ケータイ) | 1,551円 ※3年目以降は1,027円 |
データ定額10/13(ケータイ) | 2,200円 ※3年目以降は1,027円 |
LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | 1,100円 |
LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | 1,551円 ※3年目以降は1,027円 |
参照元:auスマートバリュー
割引対象サービスの契約者と家族全員のスマホ1台につき、上記の金額を毎月割引します。
UQモバイルのセット割引対象プランと割引額を見る
対象プラン名 | 毎月の割引額 |
---|---|
トクトクプラン ミニミニプラン | 1,100円 |
くりこしプランS +5G(3GB) くりこしプランM +5G(15GB) | 638円 |
くりこしプランL +5G(25GB) | 858円 |
参照元:UQモバイル「自宅セット割」
割引対象サービスの契約者と家族全員のスマホ1台につき、上記の金額を毎月割引します。
上記以外のプランは割引の対象外となりますので、お気をつけください。
契約中の料金プランはmy UQ mobileにて確認できます。
なお、GMOとくとくBB WiMAXは初期契約解除制度の対象サービスですので、利用開始から8日以内であれば利用料金や機器代金の負担なく解約できます。

実際に使ってみて満足できなかった場合でも、事務手数料の3,300円を負担するだけで済むのです。
初期契約解除制度とは、通信サービスにおけるクーリングオフのようなものです。
契約日から8日以内に申請をすれば、どんな理由であっても利用者から一方的に契約を解除することができます。
WiMAXプロバイダ20社の実質月額を比較!GMOとくとくBB WiMAXが最安
以下は、WiMAXプロバイダ20社の実質月額を比較した表です。
1年間・2年間・3年間いずれもGMOとくとくBB WiMAXが一番安く使えることがわかります。
WiMAXプロバイダ | 実質月額※ |
---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 3,419円 |
ヨドバシカメラ WiMAX | 4,370円 |
5G CONNECT | 4,630円 |
BIGLOBE WiMAX | 4,631円 |
おきらくホームWi-Fi | 4,895円 |
Broad WiMAX | 5,072円 |
UQ WiMAX | 5,104円 |
シンプルWiFi | 5,115円 |
Vision WiMAX | 5,813円 |
AsahiNet WiMAX | 5,993円 |
DTI WiMAX | 5,995円 |
エックス WiMAX | 6,083円 |
カシモWiMAX | 6,348円 |
ゼウス WiMAX | 6,370円 |
auモバイルルーター5G | 6,622円 |
エディオン WiMAX | 6,853円 |
YAMADA Air Mobile | 6,853円 |
BIC WiMAX | 6,853円 |
KT WiMAX | 6,853円 |
auホームルーター5G | 7,640円 |
注釈
※キャッシュバック・機器代金を含めた1年間の合計費用より算出。
一定期間の合計費用を利用月数で割った「ひと月あたりに換算した料金」のこと。事務手数料やキャッシュバックなども加味できるため、本当にお得なのかどうかを簡単に見極めることができます。
実質月額={事務手数料+機器代金+(月額料金×利用期間)+その他費用-特典(キャッシュバックや割引など)}÷利用月数
WiMAXやプロバイダって何?UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXとは何が違うの?

WiMAXとは、「WiMAX」というモバイル回線を利用したWi-Fiサービスの総称です。
KDDIグループのUQコミュニケーションズ社が、WiMAXの基地局を保有しています(つまり「WiMAX」の卸元です)。
UQ社からWiMAXを借り受けてサービスを提供している事業者を「プロバイダ」と呼びます。
GMOとくとくBB WiMAXもBIGLOBE WiMAXも、WiMAXプロバイダということです。
WiMAXは、プロバイダによる性能の違いがないため、どこと契約しても同じように利用できます。
主な違いは料金プランですので、UQ WiMAXを含めて、できるだけ安く使えるプロバイダを選ぶのがおすすめです。
WiMAXについて詳しく知りたい人は、こちらの「WiMAXおすすめ比較」記事を参考にしてください。

GMOとくとくBB WiMAXなら最大77,000円のキャッシュバックが受け取れる

GMOとくとくBB WiMAXが他社プロバイダより安く利用できる理由は、月額料金が安く、なおかつ最大77,000円のキャッシュバック特典があるからです。
キャッシュバック種類 | 金額 |
---|---|
全員が対象 | 35,000円 |
乗り換え 違約金などが発生した場合 | 上記35,000円とは別で 解約違約金など同等額を全額還元 (最大40,000円まで) |
【オプション加入】 ・インターネット安心セキュリティ 月額550円(3ヶ月無料) ・スマホトラブルサポート+ 月額1,078円(2ヶ月無料) | 2,000円増額 無料期間中の解約でもOK |
2つのオプションは無料期間中に解約してもキャッシュバック増額になりますので、不要と感じた場合は機器が発送された翌月に解約しましょう(発送された月に解約した場合はキャッシュバック対象外になります)。
なお、最大77,000円のキャッシュバックが受け取れるのは、当サイト経由でGMOとくとくBB WiMAXを申し込みした人限定です。
他のサイト経由で申し込みしてしまうと、最大54,000円(全員対象のキャッシュバックは12,000円)に減額してしまうので注意しましょう。
GMOとくとくBB WiMAXのデメリット・注意点
- キャッシュバックが受け取れるのは5ヶ月後
- 4ヶ月後に受け取り口座の登録手続きが必要
- 他のサイト経由だとキャッシュバックが減額する(受け取りも11ヶ月後になる)
- 2年以内に解約すると機器代金の残債が請求される
- クレジットカード払いでしか契約できない
- 初期契約解除でも事務手数料は返金されない
GMOとくとくBB WiMAXを利用する上で注意するべきポイントとして、キャッシュバックの受け取り忘れがあります。
最大77,000円のキャッシュバックは、利用開始の4ヶ月後に口座情報の登録手続きが必要です。
手続きを行うことで、翌月(利用開始の5ヶ月後)に受け取ることができます。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックを受け取る方法・手順を確認する
<動画の解説を見る>

ルーターが発送された月の4ヶ月後に、GMOとくとくBBの基本メールアドレスに申請用のメールが届きます。
WiMAXを申し込んだ際に登録したメールアドレスではないので注意しましょう。
WiMAXを申し込んだ際に作成したメールアドレスのこと。
申し込み後に届く「GMOとくとくBBの登録証」にも記載されている。
基本メールアドレス宛に届くメールは、専用のサイト(WEBメール)で確認できる。

メールに記載された入力フォームのURLをタップし、口座登録用のサイトにログインしてください。
IDとパスワードは、申し込み後に届く登録証に記載されています。
メールを受信した翌月末までに入力を完了しないと、キャッシュバックが受け取れなくなるので気をつけましょう。

キャッシュバックを受け取る口座情報を入力してください。
オプションの選択画面が表示されますが、希望しない場合は「不要」をタップしましょう。

入力した内容を確認し、「登録する」をタップすれば手続き完了です。

口座情報を入力した翌月末にキャッシュバックが振り込まれます。
また、2年以内に解約した場合は、機器代金の割引が終了するため、残債が請求される点にも注意しましょう。
仮に1年で解約した場合、残り12ヶ月分(1,155円×12=13,860円)が請求されます。
3日間の速度制限はなくなっています

以前までのWiMAXにあった「3日で15GB」という速度制限は、撤廃されています。
今ではデータ容量無制限のホームルーターとなっているので安心してください。
本当に制限がなくなったのか検証しました

WiMAXの速度制限テスト条件 | |
---|---|
接続台数 | 3台 (パソコン1台、スマホ2台) |
検証時間 | 1日8時間以上を3日連続 |
データ使用量 | 合計100GB |
検証内容 | YouTubeにて最大画質の動画を視聴 (パソコンは2160p、スマホは1080p) |
上記の条件にて検証を行いましたが、速度が制限された(低速になった)ことは1度もありませんでした。
100%速度制限がないとは言い切れませんが、一般的な使い方であればよっぽど制限されることはないものと考えられます。
また、大手メディア「ITmedia」でも同様の検証を行っていますが、同じく速度は制限されなかったようです。

速度制限されることなく、大容量のデータファイルも楽々ダウンロードできています。
口座振替で契約したいならBIGLOBE WiMAXを選びましょう

GMOとくとくBB WiMAXはクレジットカード払いでしか契約できません。
口座振替で利用したい人は、BIGLOBE WiMAXを利用しましょう。
BIGLOBE WiMAX 料金プランと基本情報一覧 (口座振替) | |
---|---|
契約期間 | 契約期間の縛りなし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金※ | 初月:0円 1~24ヶ月目:3,278円 25ヶ月目以降:4,928円 |
スマホセット割引 | au・UQモバイルユーザー 最大1,100円/台 |
機器代金 | 27,720円 (代金引換手数料:440円) |
機器補償 | なし (1年間のメーカー保証のみ) |
プラスエリアモード | 月額1,100円 (セット割引適用時は0円) |
キャッシュバック | 11,150円 契約月の翌月振込 |
3年間の合計費用 (36ヶ月間) | 160,540円 |
3年間の実質月額 | 4,459円 |
違約金 | 0円 |
口座振替手数料 | 月額220円 |
運営会社 | ビッグローブ株式会社 |
口座振替で契約できるWiMAXは全部で3社あります。
以下の比較表のとおり、BIGLOBE WiMAXが一番安く利用できるのです。
口座振替に対応している WiMAXプロバイダ | 実質月額※ |
---|---|
BIGLOBE WiMAX | 4,459円 |
UQ WiMAX | 5,027円 |
Broad WiMAX | 5,487円 |
注釈
※36ヶ月間の合計費用にて算出
また、当サイト経由でBIGLOBE WiMAXを申し込みすれば、11,500円のキャッシュバックが翌月に受け取れる特典付きです。

口座振替でWiMAXを利用したい人には、BIGLOBE WiMAXをおすすめします。

\ 当サイト経由限定!今だけキャッシュバック11,500円 /
簡単3分で申し込み完了

GMOとくとくBB WiMAXはこんな人におすすめのホームルーター

- すぐにWi-Fiが使いたい
- 自宅以外でもWi-Fiが使いたい
- 高額なキャッシュバックが欲しい
- 料金と速度のバランスが取れたホームルーターが良い
- auやUQモバイルを使っている人
- 一人暮らしの人

\ キャッシュバック必ず35,000円 /
簡単1分で申し込み完了

2位.ドコモhome5G:速度を重視する人におすすめのホームルーター

おすすめホームルーターランキング2位は、合計39点を獲得したドコモのhome5Gです。

評価項目 | 評価 | 得点 | 順位 | ||
---|---|---|---|---|---|
料金 | 月額料金 | 4,950円 | 3 | 3位 | |
機器代金 | 実質無料 | 3 | 2位 | ||
キャッシュバック 割引特典 | 20,000円 | 3 | 4位 | ||
実質月額 | 1年目 | 7,564円 | 1 | 4位 | |
2年目 | 5,267円 | 3 | 3位 | ||
3年目 | 4,501円 | 4 | 3位 | ||
通信速度 (実測値) | 下り速度 | 250Mbps | 5 | 1位 | |
上り速度 | 17Mbps | 2 | 3位 | ||
Ping値 | 44ms | 3 | 1位 | ||
通信エリア | 全国 | 5 | 1位 | ||
最短利用開始日 | 1週間後 | 2 | 4位 | ||
サポート品質 | 良好 | 5 | 1位 |
ホームルーターの中で、通信速度の速さに最も定評があります。
一人暮らしはもちろんのこと、家族で住んでいる人にもおすすめできるホームルーターです。

過去にWiMAXを使ったことがあり「どうも不安だ」という人には、ドコモhome5Gがおすすめです。
ドコモhome5G 料金プランと基本情報一覧 | |
---|---|
契約期間の縛り | なし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,850円 |
月額料金 | 4,950円 |
初月の料金 | 4,950円の日割り計算 |
スマホセット割引 | 最大1,100円/台 |
機器代金 (HR02) | 月々サポートで実質0円 1回/12回/24回/36回払い |
機器補償 | smartあんしん補償:月額330円 |
キャッシュバック | 【当サイト経由限定】 20,000円 |
3年間の合計費用 | 162,050円 |
3年間の実質月額 | 4,501円 |
違約金 | なし |
8日以内キャンセル | 対象 |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
参照元:ドコモhome5G「提供条件書」
>>この先のページ限定!キャッシュバック20,000円
ドコモhome5Gのメリット・おすすめポイント
- 通信エリアがホームルーターの中で一番広い
- 通信速度(平均速度)がホームルーターの中で一番速い
- 機器代金が3年間の利用で実質無料
- キャッシュバック特典がある
- 契約期間の縛りなし!いつ解約しても違約金0円
- ドコモユーザーならセット割引が適用される
- 8日以内ならキャンセル可能
ドコモhome5Gのメリットは、やはり通信エリアの広さと通信速度の速さです。
どこに住んでいても、いつでも快適なインターネットが利用できます。
ホームルーターといえば一人暮らし向けのWi-Fiと感じるかもしれませんが、ドコモhome5Gであれば家族で暮らしている人でも速度に満足できるはずです。
なお、ドコモhome5Gは機器代金がやや高いのですが、3年間は「月々サポート」が適用されるため、実質負担はありません。

また、今なら当サイトが紹介する代理店(GMOとくとくBB)特設サイト経由でドコモhome5Gに申し込むことで、20,000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーン中です。
お得にドコモhome5Gを利用したい人は、こちらの特設サイト から申し込むようにしましょう。
ドコモhome5Gの速さの秘密はPREMIUM 4G
ドコモhome5Gの通信速度が他のホームルーターより速い理由の一つに「PREMIUM 4G」があります。
スマホ用のモバイル回線(4Gおよび5G)のほぼすべてが利用できるだけでなく、それらを束ねて高速通信を可能にしているのです。
PREMIUM 4Gのおかげで、4Gエリアであっても実測値で100Mbps以上の速度が期待です。
キャリアアグリゲーション、256QAM、4×4MIMOという3つの技術を集約させている、ドコモの4G回線のこと。
最大速度1.7Gbpsを実現し、実効速度においても168Mbps~299Mbpsという光回線並みの速さを可能にしている。
ドコモhome5Gのデメリット・注意点
- 申し込む窓口によって特典が異なる
- キャッシュバック特典の窓口は紙ベースでの申し込みになる
- 機器が到着するまで最短1週間はかかる
- 3年以内に解約すると機器代金の残債が請求される
- 8日間キャンセルでも事務手数料は返金されない
ドコモhome5Gは、申し込みをする窓口によって特典内容が異なります。
現金20,000円のキャッシュバック特典があるのは、ドコモの代理店であるGMOとくとくBBの特設サイト
だけですので注意しましょう。ただし、キャッシュバック特典のあるWebサイトから申し込む場合は、書類(申込書)の返送が必要になります。

書類を返送して審査が通ってから機器が送られてくるので、申し込みから1週間ほどは待たなくてはいけません。
書類を書くのがどうしても面倒な人は、ドコモショップで契約するか、ドコモオンラインショップから申し込みしましょう。
申し込み窓口による特典内容の比較!GMOとくとくBBなら現金20,000円キャッシュバック
申込窓口 | 付与形式 | 金額 | 受け取り日 |
---|---|---|---|
プロバイダ GMOとくとくBB | 現金 | 20,000円 | 5ヶ月目 |
home5G代理店 NNコミュニケーションズ | 現金 | 15,000円 | 2ヶ月目 |
ドコモ一次代理店 ITX | 現金 | 15,000円 | 3ヶ月目 |
ドコモ オンラインショップ※1 | dポイント | 15,000pt | 5ヶ月目 |
ドコモショップ※2 | dポイント | 10,000pt | 5ヶ月目 |
価格コム※3 | dポイント | 15,000pt | 5ヶ月目 |
家電量販店 | 電化製品の値引き | 10,000円など 店舗によって異なる | 即時 |
注釈
※1 参照元:ドコモ「【ドコモショップ限定】home 5G お申込みdポイントプレゼント特典」
※2 参照元:ドコモオンラインショップ「home 5G お申込みdポイントプレゼント特典」
※3 参照元:価格コム「ドコモ home 5G プラン 契約期間なし」
上記のとおり、一番お得な申し込み窓口は、home5Gの代理店であるGMOとくとくBBの特設サイトです。 B
利用開始した月を1ヶ月目とした5ヶ月目に20,000円のキャッシュバックが受け取れます。
5ヶ月目に届くメールから受け取りたい口座の情報を登録するだけと、手続きは非常に簡単です。
ドコモショップやドコモオンラインショップなどは金額が減るのと、現金ではなくdポイントでの受け取りになってしまいます。
しかも、特典で受け取れるdポイントは、いつも使っているdアカウントとは別の「ドコモhome5G専用のdアカウント」に付与されるのです。
dアカウントやdポイントの統合は非常に手間がかかる(オンラインは不可)ため、せっかく受け取ったdポイントも簡単に利用できないので注意してください。
ドコモhome5Gはこんな人におすすめのホームルーター
- 電波の届きにくい地域に住んでいる人
- 家族みんなでWi-Fiを使いたい人
- そこまで急いでいない人
- ドコモのスマホを使っている人

\ 【当サイト経由限定】キャッシュバック20,000円 /
簡単1分で申し込み完了
3位.ソフトバンクエアー:Wi-Fi 7に対応!機器によって料金が違うので注意

ホームルーターおすすめランキング3位は、合計39点を獲得したソフトバンクエアーです。

評価項目 | 評価 | 得点 | 順位 | ||
---|---|---|---|---|---|
料金 | 月額料金 | 5,368円 | 2 | 4位 | |
機器代金 | 実質無料 | 3 | 3位 | ||
キャッシュバック 割引特典 | 37,500円 | 4 | 1位 | ||
実質月額 | 1年目 | 4,080円 | 4 | 2位 | |
2年目 | 2,535円 | 5 | 1位 | ||
3年目 | 2,819円 | 5 | 1位 | ||
通信速度 (実測値) | 下り速度 | 104Mbps | 3 | 3位 | |
上り速度 | 10Mbps | 2 | 4位 | ||
Ping値 | 53ms | 2 | 4位 | ||
通信エリア | ほぼ全国 | 3 | 3位 | ||
最短利用開始日 | 3日後 | 4 | 2位 | ||
サポート品質 | 普通 | 2 | 3位 |
以前までのソフトバンクエアーは速度が遅いことで有名なホームルーターでしたが、5Gに対応してからかなり改善しています。

SNSにおいても良い口コミが増えており、評価は上々です。
回線ソフトバンクエアー5Gに
— かっちゃん (@kattyan24sai) April 9, 2023
変えてみたんだけど、キタコレ
前の6.5倍以上早いんだけど pic.twitter.com/LDvez3NGPz
当サイトでは実機で毎日速度を測っていますが、ドコモhome5Gほどではありませんが、GMOとくとくBB WiMAXと同等の数値が出ています。
速度を測るだけでなく、パソコンやスマホでの実務にも利用しますが、遅くて困るようなことはほとんど起きていません。

5Gに対応した最新のソフトバンクエアーであれば、速度を気にすることなく利用できるでしょう。
ソフトバンクエアー 料金プランと基本情報一覧 | ||
---|---|---|
Airターミナル5 | Airターミナル6 | |
契約期間の縛り | なし | |
データ容量 | 無制限 | |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額料金※1 | 1~24ヶ月目:2,970円 25ヶ月目以降:5,368円 | 1~48ヶ月目:4,950円 49ヶ月目以降:5,368円 |
初月の料金 | 2,970円の日割り計算 | 4,950円の日割り計算 |
スマホセット割引 | ソフトバンク:最大1,100円/台 ワイモバイル:最大1,650円/台 | |
機器代金 | 同額の割引で実質0円 | 同額の割引で実質0円 |
機器補償 | あんしん交換保証:月額330円 | |
キャッシュバック※ | 37,500円 | 50,000円 |
3年間の合計費用 | 101,496円 | 149,320円 |
3年間の実質月額 | 2,819円 | 4,147円 |
違約金 | なし | |
初期契約解除制度 | 対象 (8日以内なら事務手数料の3,300円だけで解約可能) | |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 | |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
参照元:ソフトバンクエアー「サービス規約」
注釈
※ GMOとくとくBBから申し込んだ場合
>>今ならキャッシュバック最大50,000円!!
ソフトバンクエアーのメリット・おすすめポイント
- 高額なキャッシュバック特典がある
- 機器代金が実質無料
- 最新のAirターミナル6はWi-Fi 7に対応
- Airターミナル5であれば全ホームルーターで実質月額が最安
- 契約期間の縛りなし!いつ解約しても違約金0円
- ソフトバンクやワイモバイルユーザーならセット割引が適用される
- 8日以内ならキャンセル可能
ソフトバンクエアーのキャッシュバックは、ホームルーターの中で最も高額の50,000円です(Airターミナル5の場合は37,500円)。
利用開始月を1ヶ月目とした3ヶ月目に35,000円、7ヶ月目に15,000円が受け取れます(Airターミナル5の場合は3ヶ月目に37,500円)。
また、ソフトバンクやワイモバイルユーザーの場合、毎月のスマホ料金が最大1,100円も安くなります。
ソフトバンクのセット割引対象プランと割引額を確認する
契約プラン | 割引額 |
---|---|
データプランメリハリ無制限 データプランミニフィット+ | 1,100円 |
情報参照元:おうち割光セット
※LINEMOはおうち割光セットの対象ではありません。
受付が終了しているプランを確認する(割引は適用)
契約プラン | 割引額 |
---|---|
データプランメリハリ データプラン50GB+ データプランミニフィット データプランmini データ定額50GBプラス ミニモンスター データ定額50GB/20GB/10GB パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題フラット for 4G 4G/LTEデータし放題フラット 4Gデータし放題フラット+ | 1,100円 |
データ定額(おてがるプラン専用) データ定額ミニ2GB/1GB データ定額(3Gケータイ) パケットし放題 for シンプルスマホ (iPad専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G | 550円 |
情報参照元:おうち割光セット
ワイモバイルのセット割引対象プランと割引額を確認する
契約プラン | 割引額 |
---|---|
シンプル2M シンプル2L | 1,650円 |
シンプル2S | 1,100円 |
Pocket WiFiプラン2(ベーシック) | 550円 |
参照元 :おうち割光セット(A)
ソフトバンク光およびソフトバンクエアーの契約者と家族、同居する人全員のスマホ1台につき、上記の金額を毎月割引します。
受付が終了しているプランを確認する(割引は適用)
契約プラン | 割引額 |
---|---|
シンプルプランS/M/L | 1,188円 |
スマホプランL | 1,100円 |
スマホプランM/R スマホベーシックプラン スマホプランS データベーシックプランL データプランL Pocket WiFiプラン2 | 550円 |
参照元:おうち割光セット
ソフトバンク光およびソフトバンクエアーの契約者と家族、同居する人全員のスマホ1台につき、上記の金額を毎月割引します。
なお、ソフトバンクエアーの最新機種「Airターミナル6」は、ホームルーターで唯一Wi-Fi 7に対応した製品です。
ルーターと端末を接続するWi-Fiの最新規格のこと。
Wi-Fi 6までは対応していなかった「6GHz帯」の電波が使えるため、より高速通信が期待できる。
iPhone16などのWi-Fi 7に対応した端末であれば、より快適に使うことができます。
5G対応になってからは速度の評価が格段に良くなっている
Airターミナル別の平均速度 | |||
---|---|---|---|
平均速度 | Airターミナル6 | Airターミナル5 | Airターミナル4 |
下り速度 | 141.05Mbps | 134.64Mbps | 51.46Mbps |
上り速度 | 13.54Mbps | 10.2Mbps | 7.06Mbps |
Ping値 | 43.51ms | 43.57ms | 45.63ms |
先ほどもお伝えしたとおり、5Gに対応(Airターミナル5とAirターミナル6)してからのソフトバンクエアーは、速度の評価が格段に良くなっています。
平均速度として100Mbpsを超えているので、動画視聴なども問題なくできるでしょう。
ドコモhome5Gには敵いませんが、GMOとくとくBB WiMAXやRakuten Turbo同等の速度が出ています。
Airターミナル5とAirターミナル6の料金プランを比較
Airターミナル5 | Airターミナル6 | |
---|---|---|
機器代金 | 実質無料 (3年間) | 実質無料 (4年間) |
月額料金 | 1~24ヶ月目:2,970円 25ヶ月目以降:5,368円 | 1~48ヶ月目:4,950円 49ヶ月目以降:5,368円 |
キャッシュバック | 37,500円 | 50,000円 |
3年間の実質月額 | 2,819円 | 4,147円 |
最大速度 (ダウンロード) | 2.1Gbps | 2.7Gbps |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 7 |
ソフトバンクエアーは、機種の入れ替え時期のため、今なら前モデルのAirターミナル5が選べます。
正直言うと、おすすめは前モデルのAirターミナル5です。
理由としては、実際に出る速度がほとんど同じであるにも関わらず、料金が安いからです(実質月額で1,300円も差がある)。
両機種とも実際に使ってテストしていますが、速度に関しては本当に差がありません(Airターミナル5のほうが速いときすらある)。
なお、通信エリアに関しては、どちらも全く同じです。
ソフトバンク社としては最新機種を売りたいでしょうが、今ならAirターミナル5を契約するのをおすすめします。
ソフトバンクエアーのデメリット・注意点
- 通信エリアがやや狭く、通信が不安定になる場合がる
- 申し込む窓口によって特典が異なる
- 15,000円のキャッシュバックは普通為替で届く(Airターミナル6)
- 申し込み後に支払い方法の登録や本人確認書類のアップロードが必要
- 機器が到着するまで最短3日はかかる
- 4年以内に解約すると機器代金の残債が請求される
- 8日間キャンセルでも事務手数料は返金されない
ソフトバンクエアーは、GMOとくとくBB WiMAXやドコモhome5Gに比べると、通信エリアがやや狭いです。
エリアによっては利用できない場合があります(申し込み後にソフトバンクが詳細確認を行い、エリア外の場合は申し込みがキャンセルとなります)。
また、エリア内ではあるが電波の入りが悪い地域や環境の場合、速度が遅かったり、通信が不安定になったりするかもしれません。
利用開始から8日以内であればキャンセルできるので、機器が届いたら早めに使って確かめるようにしましょう。
ソフトバンクエアーの申し込み窓口を比較!GMOとくとくBBが一番お得
窓口 | キャッシュバック | 受け取り日 | 金種 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 最大37,500円 | 3ヶ月目 | 現金 |
エヌズカンパニー | 最大35,000円 | 2ヶ月目 | 現金 |
NEXT | 最大30,000円 | 2ヶ月目 | 現金 |
ヤフー | 最大25,000円 | 5ヶ月目 | 普通為替※ |
公式サイト | 10,000円 | 5ヶ月目 | 普通為替※ |
注釈
※ 普通為替は郵便局にて現金化することができます。
ソフトバンクエアーの申し込み窓口で一番お得なのは、代理店のGMOとくとくBBです。
オプションの加入も必要ありませんので、安心してお申し込みください。
なお、Airターミナル6の場合、50,000円のキャッシュバックのうち15,000円は、ソフトバンク社から普通為替で届きます。

時間に余裕があるときに、近くの郵便局(ゆうちょ銀行)で現金に交換しましょう。

どこから申し込みしても、ソフトバンクエアーの性能や料金プランに違いはありません。
ソフトバンクエアーはこんな人におすすめのホームルーター
- ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っている人
- とにかく安いホームルーターが欲しい人(Airターミナル5)
- 高額なキャッシュバックが欲しい人

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4位.Rakuten Turbo:楽天経済圏におすすめのホームルーター!楽天ポイントが貯まりやすい

ホームルーターおすすめランキング4位は、合計28点を獲得したRakuten Turboです。

評価項目 | 評価 | 得点 | 順位 | ||
---|---|---|---|---|---|
料金 | 月額料金 | 4,840円 | 3 | 2位 | |
機器代金 | 実質無料 | 2 | 3位 | ||
キャッシュバック 割引特典 | なし | 1 | 4位 | ||
実質月額 | 1年目 | 5,885円 | 3 | 4位 | |
2年目 | 5,362円 | 3 | 4位 | ||
3年目 | 5,188円 | 3 | 4位 | ||
通信速度 (実測値) | 下り速度 | 76Mbps | 2 | 4位 | |
上り速度 | 36Mbps | 3 | 1位 | ||
Ping値 | 45ms | 3 | 2位 | ||
通信エリア | ほぼ全国 | 2 | 4位 | ||
最短利用開始日 | 3日後 | 3 | 3位 | ||
サポート品質 | 普通 | 2 | 4位 |
Rakuten Turboは、楽天モバイルのモバイル回線のみが使えます。
スマホの楽天モバイルのように、au回線(パートナー回線)は使えません。
つまり、利用場所によっては電波が拾えず圏外になったり、速度が遅くなったりしやすいのです。
8日以内であればキャンセル(返品)できるので、自宅に届いたらすぐに電波や速度を確認することをおすすめします。
Rakuten Turbo 料金プランと基本情報一覧 | |
---|---|
契約期間 | 縛りなし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 4,840円 |
初月の料金 | 日割り計算 |
スマホセット割引 | 楽天モバイル:毎月1,000ポイント還元 |
機器代金 | 48ヶ月の利用で実質無料 (24回/48回分割払いも可) |
機器保証 | なし |
キャッシュバック | なし |
3年間の合計費用 | 187,908円 |
実質月額※ | 5,219円 |
違約金 | なし |
お試し期間 | 8日 ※初期契約解除制度 |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | 楽天モバイル |
注釈
※36ヶ月間の合計費用より算出
参照元:Rakuten Turbo「契約約款」
>>Rakuten Turboの詳細を公式サイトで確認する
Rakuten Turboのメリット・おすすめポイント
- 楽天市場での買い物で獲得できるポイント(SPU)が+2倍
- 48ヶ月の利用で機器代金が実質無料
- 楽天モバイルユーザーなら楽天ポイントが毎月1,000ポイントもらえる
- 上り速度だけは他のホームルーターより速い
- 機器が小さいので邪魔にならない
Rakuten Turboのメリットは、やはり楽天市場での買い物で獲得できる楽天ポイント(SPU)が+2倍になることです。

生活に関わるサービスを楽天にまとめている「楽天経済圏」の人は、さらに楽天ポイントが貯まりやすくなります。
楽天モバイルユーザーであれば、毎月1,000ポイントが還元されるので、楽天ポイントがどんどん貯まっていくでしょう。

また、ややニッチなポイントにはなりますが、他のホームルーターに比べて「上り速度」が速いのも特徴です。
SNSに写真や動画をアップロードしたり、仕事などで重ためのデータを送ったりするのが、スムーズにできます。
なお、他のホームルーターよりも機器のサイズがやや小さいため、置き場所に困りにくいのも人によってはメリットと感じるかもしれません。
ホームルーターおすすめ4社の通信速度を比較!上り速度はRakuten Turboが一番速い
ホームルーターおすすめ4社の平均速度の比較 (直近1ヶ月・他社調べ) | |||
---|---|---|---|
ホームルーター | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
WiMAX※1 | 183.52Mbps | 23.87Mbps | 54.59ms |
home5G | 144.37Mbps | 17.62Mbps | 54.87ms |
ソフトバンクエアー※2 | 104.97Mbps | 10.2Mbps | 43.52ms |
Rakuten Turbo | 76.39Mbps | 36.85Mbps | 45.75ms |
データ参照元:みんなのネット回線速度
注釈
※1 HOME 5G L13のデータ参照 ※2 Airターミナル5のデータ参照
ホームルーターおすすめ4社の平均速度の比較 (直近1ヶ月・自社調べ) | |||
---|---|---|---|
ホームルーター | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
WiMAX※1 | 120.2Mbps | 12.7Mbps | 43.9ms |
home5G | 405.2Mbps | 13.6Mbps | 53.1ms |
ソフトバンクエアー※2 | 123.2Mbps | 10.4Mbps | 40.9ms |
Rakuten Turbo | 67.5Mbps | 42.5Mbps | 45.5ms |
データ参照元:ホームルーター実効速度調査結果表
注釈
※1 HOME 5G L13のデータ参照
※2 Airターミナル5のデータ参照
上の表は第三者が、下の表は当サイトが調査したホームルーターおすすめ4社の平均速度を比較したものです。
ややバラツキがあるものの、上り速度に関してはRakuten Turboが一番速いことがわかります。
ただし、日常生活で必要となる下り速度は、ホームルーターおすすめ4社の中で一番遅いです。
通信速度の目安に関しては、以下を参考にしてください。
- 下り速度:30Mbps以上出ていれば十分

ダウンロードする速さのこと。
一般的に「インターネットの速度」という場合は下り速度を指します。
- 上り速度:5Mbps以上出ていば十分
アップロードする速さのこと。
SNSなどに画像や動画を投稿する際に必要となる速度。下り速度ほど速い必要はありません。
- Ping値(応答速度):50ms以下であれば問題なし
応答速度のこと。
オンラインゲームやリアルタイムトレードをする際に必要となる速度。日常生活では50ms以下で問題ありません。
Rakuten Turboのデメリット・注意点
- 通信エリアが狭く電波が拾えない場合がある
- 楽天モバイルユーザーでもセット割引はない(あくまでもポイント還元のみ)
- キャッシュバック特典がない
Rakuten Turboが圏外になりやすい場所は、以下のとおりです。
- ビルやマンションの高層階(16階以上)
- 周辺が高い建物に囲まれている場所
- 家の中心部(奥まった場所)
- 山岳地などの人があまり住んでいない土地
Rakuten Turboを設置する場合は、電波が拾いやすい窓の近くをできるだけ選んでください。
また、自宅に機器が届いたら、できるだけ早く試してみるべきです。
8日以内であれば返品可能ですので、もし電波が安定しなかったり速度が遅かったりした場合は、すぐに解約の手続きをしましょう。
[Rakuten Turbo] 返品・返金できますか?
電波状況が不十分で、当社の提示する電波改善策の実施後、電波状況が改善しない場合は、Rakuten Turbo 5G(製品)の着荷日を1日目として、8日目までに解約の申告をいただければ、製品の返品や製品代金の返金が可能です。
楽天モバイル「返品・返金できますか?」
Rakuten Turboはこんな人におすすめのホームルーター
- 楽天経済圏の人(楽天ポイントが好きな人)

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ホームルーターおすすめ4社の比較と失敗しない選び方のまとめ
- 料金の安さ
- 通信速度の速さ
- 対応エリアの広さ
- 利用開始までの早さ
- サポートの対応品質
上記5つのポイントで比較した結果、最適なホームルーターの選び方は次のようになります。


最適なホームルーターの選び方
- 全てのバランスが良い:WiMAX
- 速度重視:ドコモhome5G
- 安さ重視:ソフトバンクエアー
- 引っ越しが多い:ドコモhome5G
- すぐに使いたい:WiMAX
- サポートが重要:ドコモhome5G
※サービス名をタップすると公式サイトもしくは代理店サイトに移動します。
大手3キャリアおよびサブブランドユーザーは、セット割引が適用になるホームルーターを選ぶと一番お得に利用できます。
スマホキャリア | セット割引が適用になるホームルーター |
---|---|
ドコモ | ドコモhome5G |
au UQモバイル | WiMAX |
ソフトバンク ワイモバイル | ソフトバンクエアー |
ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめな選び方は?5つの比較ポイントを解説

ホームルーター(置くだけWiFi)を選ぶ際に比較するべきポイントは、全部で5つあります。
- 料金の安さ
- 通信速度の速さ
- 通信エリアの広さ
- 利用開始までの早さ
- サポートの対応品質
上記の5項目を評価して以下のように点数を付け、その合計得点で作成しているのが当サイトのおすすめランキングです。
評価項目 | 配点 | |
---|---|---|
料金 | 月額料金 | 5点 |
機器代金 | 5点 | |
キャッシュバック 割引特典 | 5点 | |
実質月額 | 15点 | |
通信速度 | 下り速度 | 5点 |
上り速度 | 5点 | |
Ping値 | 5点 | |
通信エリア | 5点 | |
最短利用開始日 | 5点 | |
サポート品質 | 5点 | |
合計 | 60点 |
言うまでもなく、上記5つの比較ポイントのすべてが完璧に優れているホームルーターは存在しません。
料金は安いけれど対応エリアが狭かったり、通信速度は速いけれど利用開始までに時間がかかったりするわけです。
これから長く使うことになるだろうホームルーターとして、何を重視するのか、どこだったら妥協できるのかは人によって異なります。
5つの比較ポイントそれぞれを詳しく解説しますので、一つずつ確認して、後悔のないホームルーター選びをしましょう。
ホームルーターおすすめ4社の料金を比較!月額料金より実質月額に注目すべき

ホームルーターに限らず、どんなサービスであっても一番気になるのは、やはり料金でしょう。
同じようなサービスであれば、少しでも安く使えるほうが嬉しいものです。
ホームルーターの場合、料金というと「月額料金」「機器代金」「契約時の事務手数料」「キャッシュバック」の4つが該当します。
ホームルーターによってそれぞれの料金がバラバラであるだけでなく、月額料金に関しては「最初の6ヶ月だけ割引価格」などの特典があったりするので、結局どれが一番安いのかがよくわかりません。
そのため、当サイトでは「実質月額」を比較することをおすすめしています。
一定期間の合計費用を利用月数で割った「ひと月あたりに換算した料金」のこと。事務手数料やキャッシュバックなども加味できるため、本当にお得なのかどうかを簡単に見極めることができます。
実質月額={事務手数料+機器代金+(月額料金×利用期間)+その他費用-特典(キャッシュバックや割引など)}÷利用月数
ずばり、実質月額が一番安いホームルーターこそが、一番お得に使えるホームルーターと言っても過言ではないでしょう。
【結論】実質月額が一番安いホームルーターはソフトバンクエアー
ホームルーターおすすめ4社の実質月額の比較表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
サービス名 | GMOとくとくBB WiMAX | ドコモhome5G | ソフトバンクエアー | Rakuten Turbo | |
機種名 | L13 | H02 | Airターミナル5 | Airターミナル6 | Rakuten Turbo5G |
1年間 | 3,419円 | 7,564円 | 4,080円 | 5,513円 | 7,713円 |
2年間 | 3,728円 | 5,267円 | 2,535円 | 4,489円 | 5,843円 |
3年間 | 3,831円 | 4,501円 | 2,819円 | 4,147円 | 5,219円 |
上記の比較表のとおり、実質月額が一番安いホームルーターは基本的にソフトバンクエアーのAirターミナル5です。
安く使えることを一番に考えるのであれば、ソフトバンクエアーを選びましょう。
なお、月額料金ではGMOとくとくBB WiMAXが一番安いので、5年使うとソフトバンクエアーよりも実質月額が安くなります。
毎月の支払い額で比較する場合は月額料金だけではなく機器代金や事務手数料を含めて比較すること
ホームルーターおすすめ4社の毎月の支払い額の比較表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
サービス名 | WiMAX | home5G | ソフトバンクエアー | Rakuten Turbo | |
機種名 | L13 | H02 | Airターミナル5 | Airターミナル6 | Rakuten Turbo5G |
事務手数料 | 3,300円 | ||||
月額料金 | 4807円 初月のみ1,375円 | 4,950円 | 5,368円 24ヶ月目まで:2,970円 | 5,368円 48ヶ月目まで:4,980円 | 4,840円 |
機器代金 | 実質無料 | ||||
毎月の支払い額 | 初月のみ4,675円 | 4,807円4,950円 初月のみ8,250円 | 5,368円 初月のみ6,270円 2~24ヶ月目まで2,970円 | 5,368円 初月のみ8,250円 2~48ヶ月目まで4,980円 | 4,840円 初月のみ5,706円 48ヶ月目まで4,839円 |
料金を比較する際に、もっとも注意しなくてはいけないのが「月額料金」の比較です。
月額料金とはサービスの利用料金のことですが、ホームルーターの場合「毎月の支払い額」とは異なります。
「毎月の支払い額」には月額料金とは別で「機器代金」や「事務手数料」が含まれるからです。
ですので、毎月の支払い額で比較したい場合は、月額料金だけでなく機器代金と事務手数料も含めた合計額を計算しなくてはいけません。
クレジットカードの明細を見て「え?なんでこんなに高いの?」と後悔する人は、月額料金だけを見て、機器代金や事務手数料を見落としてしまっている場合がほとんどです。
毎月の支払い額としては、24ヶ月目まではソフトバンクエアー(Airターミナル5)が最安になります。
そして25ヶ月目以降は、GMOとくとくBB WiMAXが最安となるのです。

実質月額を比較することも大事ですが、毎月の支払い額もしっかりと比較して、後悔のないホームルーター選びをしましょう。
料金の配点区分
月額料金 | 点数 |
---|---|
4,000円未満 | 5 |
4,000円~4,500円未満 | 4 |
4,500円~5,000円未満 | 3 |
5,000円~5,500円未満 | 2 |
5,500円以上 | 1 |
機器代金 | 点数 |
---|---|
無料 | 5 |
実質無料 (2年間) | 4 |
実質無料 (3年間) | 3 |
実質無料 (4年間) | 2 |
有料 (実費負担) | 1 |
キャッシュバック・割引特典 | 点数 |
---|---|
50,000円分以降 | 5 |
30,000円~50,000円分未満 | 4 |
10,000円~30,000円分未満 | 3 |
10,000円分未満 | 2 |
なし | 1 |
実質月額 | 点数 |
---|---|
4,000円未満 | 5 |
4,000円~5,000円未満 | 4 |
5,000円~6,000円未満 | 3 |
6,000円~7000円未満 | 2 |
7,000円以上 | 1 |
実質月額は1年間・2年間・3年間の3基準でそれぞれ評価し配点しています。
スマホとのセット割引が適用になるホームルーターが一番お得に使える
スマホ | セット割引が適用になる ホームルーター | 毎月の割引額 |
---|---|---|
ドコモ | ドコモhome5G | 最大1,100円 |
au UQモバイル | GMOとくとくBB WiMAX | 最大1,100円 |
ソフトバンク | ソフトバンクエアー | 最大1,100円 |
ワイモバイル | 最大1,650円 | |
楽天モバイル | Rakuten Turbo | 1,000ポイント還元 |
ドコモ、au、ソフトバンク、UQモバイル、ワイモバイルのいずれかを利用している人の場合、スマホとのセット割引が適用できるホームルーターがあります。
基本的には、セット割引が適用になるホームルーターを選ぶのが一番お得です。
なお、セット割引は、ホームルーターの契約者本人だけでなく、家族のスマホも適用になります。
料金の安さを重視しているのであれば、セット割引が適用になるホームルーターを選ぶといいでしょう。
なお、楽天モバイルとRakuten Turboはセット「割引」ではなく、楽天ポイントの還元となります。
ポイントが還元されるのはスマホ1台のみとなり、他のホームルーターのように「家族のスマホも割引の対象」となるわけではないので注意してください。
ホームルーターおすすめ4社の速度を比較!ドコモhome5Gが圧倒的に速い

ホームルーターを利用する上で、通信速度も重要なポイントです。
どれだけ安くても、インターネットが遅くては使い物になりません。
ホームルーターおすすめ4社の平均速度の比較 (直近1ヶ月・他社調べ) | |||
---|---|---|---|
ホームルーター | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
WiMAX※1 | 183.52Mbps | 23.87Mbps | 54.59ms |
home5G | 144.37Mbps | 17.62Mbps | 54.87ms |
ソフトバンクエアー※2 | 104.97Mbps | 10.2Mbps | 43.52ms |
Rakuten Turbo | 76.39Mbps | 36.85Mbps | 45.75ms |
データ参照元:みんなのネット回線速度
注釈
※1 HOME 5G L13のデータ参照 ※2 Airターミナル5のデータ参照
上記は、Web上で公表されている全国の集計データから算出した、直近3ヶ月の平均速度を比較した表です。
通信速度を比較する場合、基本的には下り速度と上り速度、そしてPing値の3つを抑えておきましょう。
特に大事なのは下り速度ですが、それぞれの目安は以下のとおりです。
- 下り速度:30Mbps以上出ていれば十分

ダウンロードする速さのこと。
一般的に「インターネットの速度」という場合は下り速度を指します。
- 上り速度:5Mbps以上出ていば十分
アップロードする速さのこと。
SNSなどに画像や動画を投稿する際に必要となる速度。下り速度ほど速い必要はありません。
- Ping値(応答速度):50ms以下であれば問題なし
応答速度のこと。
オンラインゲームやリアルタイムトレードをする際に必要となる速度。日常生活では50ms以下で問題ありません。
Webでの集計データによると、下り速度においてはWiMAXが一番速いホームルーターとなっているのですが、当サイトで検証している結果とは大幅に異なっています。
当サイトでの検証結果では、ドコモhome5Gが一番速く、次がソフトバンクエアーなのです。
ホームルーターおすすめ4社の平均速度の比較 (直近1ヶ月・自社調べ) | |||
---|---|---|---|
ホームルーター | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
WiMAX※1 | 120.2Mbps | 12.7Mbps | 43.9ms |
home5G | 405.2Mbps | 13.6Mbps | 53.1ms |
ソフトバンクエアー※2 | 123.2Mbps | 10.4Mbps | 40.9ms |
Rakuten Turbo | 67.5Mbps | 42.5Mbps | 45.5ms |
データ参照元:ホームルーター実効速度調査結果表
注釈
※1 HOME 5G L13のデータ参照
※2 Airターミナル5のデータ参照
特に、WiMAXとドコモhome5Gに大きな開きがあることがわかります。
この2つの調査結果からわかることは、次のとおりです。
- ホームルーターは利用環境に影響を受ける
- ドコモhome5Gは利用環境が良ければ光回線のような速度が出る
- どのホームルーターでも普段使いなら問題ない
ホームルーター選びでは、通信速度も大事な要素です。
ですが、どのホームルーターを選んでも、速度の違いを実感することは基本的にあまりないでしょう。
ネット検索やSNS、動画視聴といった一般的な使い方であれば、どのホームルーターでも問題なく使えます。
ただし、家族で暮らしているなど、複数人が同時にWi-Fiを利用する機会が多い人にはドコモhome5Gがおすすめです。
リビングと子ども部屋で同時に動画を視聴するなどのシチュエーションであっても、遅さを感じにくいホームルーターとなっています。
速度の配点区分
下り速度 | 点数 |
---|---|
200Mbps以上 | 5 |
150Mbps~200Mbps未満 | 4 |
100Mbps~150Mbps未満 | 3 |
50Mbps~100Mbps未満 | 2 |
50Mbps未満 | 1 |
上り速度 | 点数 |
---|---|
100Mbps以上 | 5 |
50Mbps~100Mbps未満 | 4 |
30Mbps~50Mbps未満 | 3 |
10Mbps~30Mbps未満 | 2 |
10Mbps未満 | 1 |
Ping値 | 点数 |
---|---|
10ms未満 | 5 |
10ms~30ms未満 | 4 |
30ms~50ms未満 | 3 |
50ms~70ms未満 | 2 |
70ms以上 | 1 |
Web上での集計データと自社調査を複合的に評価しています。
ホームルーターおすすめ4社の通信エリアを比較!引っ越すことになった場合に重要になる
ホームルーターおすすめ4社 | 通信エリアの広さ |
---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | ほぼ全国 |
ドコモhome5G | 全国どこでも |
ソフトバンクエアー | 一部地域が未対応 |
Rakuten Turbo | 未対応エリアが多い |
今後、引っ越す予定がある人にとって、通信エリアの広さは非常に重要になります。
通信エリアが狭い場合、引越し先でホームルーターが使えなくなる可能性があるからです。
今使っているホームルーターが引越し先で使えないとなった場合、解約せざるを得ません。
解約時には、機器代金の残債を払うことになるかもしれませんし、代わりのインターネット回線を探す手間もかかります。
通信エリアに関して注意が必要なのは、Rakuten Turboとソフトバンクエアーです。
特にRakuten Turboは通信エリアが狭いだけでなく、高層階(およそ16階以上)も利用不可となっています。

推奨環境・設置先住所について
・高層階(およそ16階以上)ではない場所でご利用ください
引用元:楽天モバイル「Rakuten Turbo対応サービスエリア」
Rakuten Turboは、スマホの楽天モバイルのように、au回線を使うことができません。
そのため、通信エリアが狭かったり、なおかつ16階以上の建物では使えなかったりという、非常に使い勝手の悪いホームルーターとなっています。
特に地方都市では、通信エリアが極端に狭くなっているので、利用を検討している人は事前のエリアチェックを忘れずに行いましょう。
>>Rakuten Turboの対応エリアを確認する
また、ソフトバンクエアーも、ドコモのhome5GやGMOとくとくBB WiMAXに比べると通信エリアが狭いため、注意が必要です。
昔のソフトバンクエアーに比べると通信エリアがかなり広がってはいますが、それでもまだエリア外の地域があります。
山岳地方などの自然豊かな町に引っ越す可能性がある人は、ソフトバンクエアーを選ばないほうが無難かもしれません。
通信エリアの配点区分
通信エリア (カバー率) | 点数 |
---|---|
99.9%以上 | 5 |
99.6%~99.9%未満 | 4 |
99.1%~99.6%未満 | 3 |
98.6%~99.1%未満 | 2 |
98.6%未満 | 1 |
カバー率は独自調査の結果を基にしています。
ホームルーターおすすめ4社の利用開始までの日数を比較!急いでいるならWiMAXで決まり
ホームルーターおすすめ4社 | 利用開始までの最短日数 |
---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 翌日 |
ドコモhome5G | 1週間後 |
ソフトバンクエアー | 3日後 |
Rakuten Turbo | 2日後 |
申し込んでからどれくらいで機器が届くか、つまり「いつからホームルーターを使い始めることができるのか」も比較するべきです。
特に、すぐにでも欲しいと考えている人にとっては、非常に重要なポイントになります。
注意したいのは、ドコモのホームルーターhome5Gです。
ドコモのhome5Gだけは、申込みから手元に機器が届くまで、早くても1週間はかかります。
どうしても今日欲しいならショップや家電量販店で契約しましょう

どうしても「今日」ホームルーターが欲しいのであれば、ショップや家電量販店に行きましょう。
在庫さえあれば、お店に行ったその日に持って帰ることができるため、即日で使い始めることができます。
ショップや家電量販店でホームルーターを契約するデメリットは、わざわざお店まで行く手間とキャッシュバックなどの特典内容が悪くなることです。
インターネットで買い物をすることに慣れてしまうと、営業時間内にお店まで行くことを億劫に感じる人も少なくないでしょう。
「欲しいものはインターネットで購入して、家まで届けてくれるもの」という生活が当たり前になっている人も多いと思います。
また、他のサービスなどにも当てはまりますが、基本的に店頭よりWebで申し込むほうが様々な特典が受けられるものです。
ホームルーターも同様で、例えばWiMAXは店頭で契約してしまうと、Webから申し込むのに比べて3年間で5万円以上も損をします。
ドコモhome5Gやソフトバンクエアーも同様に、店頭(ショップや家電量販店)よりもWeb申込みのほうが断然お得です。
「わざわざお店まで行くの面倒だな」「数日くらいなら待ってもいいか」と思うのであれば、Webから申し込むことをおすすめします。
最短利用日の配点区分
最短利用日 | 点数 |
---|---|
翌日 (1日後) | 5 |
2日後 | 4 |
3日後 | 3 |
4日後~2週間以内 | 2 |
2週間以上 | 1 |
ホームルーターおすすめ4社をトラブル時の対応力で比較!サポートはドコモの評判が一番良い
ホームルーターのサポートを比較 | 電話がつながるまでにかかった時間 | オペレーターの対応力 |
---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 1~5分 | |
ドコモhome5G | 1~3分 | |
ソフトバンクエアー | 1~5分 | |
Rakuten Turbo | 3~10分 |
ホームルーター最後の比較ポイントは、カスタマーセンターのサポート対応の良し悪しです。
ホームルーターは比較的トラブルの少ないインターネット回線サービスですので、カスタマーセンターへ電話を掛ける機会は少ないかもしれません。
ですので、サポートの対応品質をあまり重要視しない人も、たくさんいることでしょう。
反対に、インターネット回線に詳しくない人など、いざというときにしっかりと対応してもらえるかどうかを心配される人もいます。
上記の比較表は、筆者が各社のカスタマーセンターに何度か電話を掛けて評価したものです。
各社同じような待ち時間ではありますが、楽天モバイル(Rakuten Turbo)だけは、電話がつながるまでに毎回時間がかかっています。
オペレーターの対応に関しては、ソフトバンクがやや気になったものの、やはり一番悪かったのは楽天モバイル(Rakuten Turbo)です。
どのオペレーターも知識が少ない印象で、質問する度に数分間待たされました。
また、説明の仕方もあまり上手でなく、全体的にイマイチな対応と言わざるを得ません。
カスタマーセンターの対応に少しでも不安があるのであれば、GMOとくとくBB WiMAXやhome5Gを選んでおくといいでしょう。
最短利用日の配点区分
サポート体制 | 点数 |
---|---|
優良 | 5 |
おおむね問題なし | 4 |
可も不可もない | 3 |
やや問題あり | 2 |
大きく問題あり | 1 |
当サイトにて不定期に調査した結果により評価をしています。
【まとめ】何を重視するのかで選ぶべきホームルーターが決まる!WiMAXが一番バランス良し

ホームルーター選びで失敗しないコツは、何を重視するのかをはっきりさせることです。
冷蔵庫や洗濯機といった家電製品と同じで、人によって重視するポイントは異なります。
これから毎日のように使うわけですから、料金の安さも大事ですし、通信速度だって大事です。
全て完璧に優れたホームルーターはありませんので、自分によって譲れない部分をよく考えて選ぶといいでしょう。
ホームルーターおすすめ4社比較ランキング
- 1位:GMOとくとくBB WiMAX
- 2位:ドコモhome5G
- 3位:ソフトバンクエアー
- 4位:Rakuten Turbo
※サービス名をタップすると詳細までスクロールします
ホームルーター(置くだけWiFi)とは?コンセントに挿すだけでWi-Fiが使える通信機器

ホームルーターとは、モバイル回線(基地局から飛んでいる電波)を使ってインターネットに接続できる、据え置き型の「通信機器」のことをいいます。
ただし実際には、ホームルーターを使ったWi-Fiサービスそのものを「ホームルーター」と呼ぶことのほうが圧倒的に多いです。
そのため、当サイトにおいても「ホームルーターを使ったWi-Fiサービス」のことを「ホームルーター」と表現しています。
なお、好きな場所に置いてコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるようになることから「置くだけWiFi」や「挿すだけWiFi」と呼ばれることもありますが「ホームルーター」と呼ぶことが一番多いでしょう。

ホームルーターのことを理解しやすくするために、少しだけホームルーターの歴史について説明します。

日本で最初に発売されたホームルーターは、ソフトバンク社のソフトバンクエアーです。

一人暮らし向けの「誰でも簡単に使える」Wi-Fiサービスとして2014年に誕生*1し、少しずつ利用者が増えていきました。
ソフトバンクエアーの次に登場したのが、今ではホームルーターの定番となっているWiMAXです。

WiMAXのホームルーターは2017年から始まりました*2が、J.D.パワーの顧客満足度調査では発売開始翌年の2018年から3年連続で1位を獲得*3するなど、ソフトバンクエアー以上の人気を得ています。

2021年にドコモが参入(home5G)したことにより、ホームルーターそのものの認知度や人気がさらに伸びました。

また、home5Gが発売される前後でホームルーター各社が5G回線に対応したことで通信速度が飛躍的に向上し、光回線の代わりとして契約する人が一段と増えたのです。
2023年には楽天モバイルからもホームルーター(Rakuten Turbo)が発売され、大手4キャリア全てが揃いました。

ホームルーター選びに失敗しないためにも、まずはホームルーターがインターネットにつながる仕組みや、利用する電波の特性といった基礎知識を理解しておくことをおすすめします。
初心者でもわかるようにイラストを交えながら解説しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ホームルーターがインターネットにつながる仕組みとは?工事不要でWi-Fiが使える

ホームルーターは、スマホと同じ電波を使用して、インターネットにつながっています。
home5Gはドコモの電波を、ソフトバンクエアーはソフトバンクの電波を使って、インターネットに接続するのです。
つまり、スマホの電波がつながる場所であればどこでもインターネットが利用できるので、光回線のようにエリアや立地条件に縛られることがなく、全国のほぼ全ての地域で利用できるようになっています。

「光回線のエリアに入っていない」「管理会社から工事の許可がおりなかった」と諦めていた人であっても、ホームルーターであればコンセントに差し込むだけでインターネット(Wi-Fi)が使えるのです。
ホームルーターは電波を使ったサービスなので光回線より通信が不安定になりやすい

光回線のような工事をしなくてもすぐにWi-Fiが使える点はホームルーターにとって大きなメリットですが、光回線に比べると通信が不安定になりやすいというデメリットもあります。
光回線は自宅まで直接ケーブルを引き込みますが、ホームルーターはあくまでも電波を使って通信を行っているからです。
電波というのは、目に見えるものと目に見えないもの、様々なもの影響を受ける特性があります。
例えば、金属製品(屋外ではビルなどの建物)に当たると反射してしまいますし、同じ周波数帯の電波同士は干渉して(ぶつかりあって)減退や消滅してしまうのです。

電波にはこういった特性があるため、基地局からの電波を使ったホームルーターは光回線より通信が不安定になりやすくなります。
とはいえ、昔に比べると技術が格段に進歩しているので、今では「スマホが圏外になる」ことがかなり減ったはずです。
ですので、ホームルーターであっても同じように利用中に突然圏外になるようなことはほとんどなく、基本的には問題なく使えるようになっています。
あくまでも「直接ケーブルを引っ張って利用する」光回線に比べると不安定になりやすい、ということです。
電波の特性とは?ホームルーターを利用する上で覚えておくと役に立ちます

電波は、空気中を直進しています。
とある地点から発信された電波は、遠くに進めば進むほど「減退(弱まっていく)」するのが、基本的な性質です。

さらに、直進途中で障害物に遭遇した際、次のような現象がおきます。
- 反射:障害物に当たると別方向へ進む
- 吸収:障害物に吸収され消滅する
- 透過:障害物を通り抜ける
- 回折:障害物を回り込んで進む
- 干渉:他の電波とぶつかり合って消滅する
ホームルーターを利用する上で覚えておくといざというときに役立つので、ざっくりでいいので把握しておくといいでしょう。
なお、電波と光や音は似た性質を持っているので、太陽の光や音の伝わり方をイメージするとわかりやすいと思います。
反射:電波は障害物に当たると別方向へ進む

電波は、障害物に当たると反射して別方向へ進みます。
特に反射しやすい障害物は金属製品やコンクリートです。
ホームルーターの機器の近くに金属製品を置いておくと、基地局からの電波が受信しにくくなります。
また、ホームルーターの機器から飛んでいるWi-Fiも反射しますので、遠くに届きにくくなるのです。
吸収:電波は障害物に吸収される

天気の良い日に、アスファルトが熱くなったりするのは、太陽の光を吸収しているからです。
電波も同じように、障害物に吸収されます。
吸収された電波は、そのまま消滅したり、減退しながら透過したりするのです。
透過:電波は障害物を通り抜ける

窓ガラスなどの障害物であれば、電波は反射や吸収されずに、通り抜けることができます(全く吸収されないわけではない)。
「ホームルーターの機器は窓側に置いたほうが良い」理由です。
コンクリートや木材などでも電波の種類によっては透過しますが、大部分が吸収されてしまうので、透過する頃には大きく減退しています。
基地局からの電波のほとんどは、基本的に窓から家の中へ入ってきている、と覚えておくと良いでしょう。
回折:電波は障害物を回り込んで進む

電波は障害物を回り込むこともできます。
高い建物が密集している地域や地下でも圏外にならないのは、この回析(かいせき)という特性のおかげです。
回析しやすい800MHz帯付近の電波を、俗に「プラチナバンド」と呼びます。
干渉:電波同士はぶつかりあって消滅する

同じ周波数帯同士の電波は、干渉(かんしょう)といって、互いにぶつかりあって減退もしくは消滅します。
基地局からの電波においては気をつけることはありませんが、家庭内でホームルーターを利用する際には電子レンジとBluetooth機器に注意しましょう。
ホームルーターの機器から飛んでいるWi-Fiと電子レンジとBluetooth機器の周波数帯が、全て2.4GHz帯と同じになっているからです。
つまり、ホームルーターの機器を電子レンジやBluetooth機器の近くに置いて利用すると、電波が干渉して接続が悪くなったりインターネットがつながらなくなったりします。
ホームルーターを利用する際は、機器を電子レンジやBluetooth機器の近くに置かないようにしましょう。
ホームルーターによって使用する電波と機器の性能が異なるため速度に差が出る
選ぶホームルーターによって、使用する電波が異なります。
また、機器の性能も異なるため、ホームルーターの速度には差があるのです。
どのホームルーターを選んでも必要最低限の速度は出ますが、仕事で利用するなど速度を気にする人は注意しましょう。
なお、ホームルーター各社が使用する電波の種類と特性上、速度がもっとも出やすいホームルーターはドコモのhome5Gとなります。
ホームルーターおすすめ4社が使用する電波の種類について
ホームルーターの種類 | 4G回線 | 5G回線 |
---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | B1(2GHz帯) B3(1.7GHz帯) B41(2.5GHz帯) | N78(3.7GHz帯) |
home5G | B1(2.0GHz帯) B3(1.7GHz帯) B19(800MHz帯) B21(1.5Hz帯) B42(3.5GHz帯) | N28(700Mhz帯) N78(3.4~3.5/3.7GHz帯) N79(4.5GHz帯) |
ソフトバンクエアー | B1(2.1GHz帯) B41(2.5GHz帯) B42(3.5GHz帯) | N77(3.4/3.7GHz帯) |
Rakuten Turbo | B3(1.8GHz帯) | N77(3.8GHz帯) |
上記は、ホームルーター各社の電波(周波数帯)をまとめた表です。
スマホの電波が全て使えるホームルーターはhome5Gだけであり、他の3社はスマホの電波の一部だけを利用しています。
利用できる電波(周波数帯)の違いによるつながりやすさと速度の関係性は次のとおりです。
- 低い周波数帯に対応しているほうがつながりやすい
- 高い周波数帯に対応しているほうが速度が出やすい
- 利用可能な電波の種類が多いほうがつながりやすく速度が出やすい
絶対ではありませんが、電波に関しては上記のような傾向が強くなるのです。
つまり、利用可能な電波の種類を考慮すると、ホームルーターおすすめ4社は次のように表すことができます。

通信エリアの広さと通信速度の速さという観点でホームルーターの性能を比較した場合、ドコモのhome5Gが一番優れているわけです。
ホームルーターおすすめ4社は全てデータ容量が無制限!ギガ使い放題です

本記事で紹介しているホームルーターおすすめ4社は、いずれもデータ容量が無制限となっています。
いわゆる「ギガ使い放題」ですので、毎日好きなだけインターネットを利用することが可能です。
ただし、各社それぞれ独自の通信制限ルールを設けているため、常識から外れた過度な使い方をすると一時的に利用不可になる可能性があります。
当サイトが検証した結果によると、いずれのホームルーターも3日間連続で100GB使った場合でも通信制限されることはありませんでした。
総務省が定める「帯域制御ガイドラインについて」にも記載されていますが、通信制限はあくまでも「例外的」な処置方法です。
よほどのことがない限り、通信制限されることはないと考えていいでしょう。
ホームルーターとWi-Fiルーター(無線ルーター)の違いは何?

ホームルーターとWi-Fiルーターは、よく似た通信機器ですが、全くの別物です。
一番の違いは、単体(ルーターのみ)でインターネットが利用できるかどうか、です。
ホームルーターはSIMカードを挿すことでインターネットが利用できますが、Wi-FiルーターにはSIMカードを挿す場所がないため、単体ではインターネットを利用することができません。
Wi-Fiルーターは、光回線などの回線を別で用意しないといけないのです。
- SIMカードを入れられる
- 電波の受信ができる
- 単体でインターネットが使える
- 契約が必要
- SIMカードを入れられない
- 電波の受信ができない
- 単体ではインターネットが使えない(光回線などの契約が必要)
- 家電量販店などで誰でも購入できる
ざっくりというのであれば、光回線を使う際に利用するのがWi-Fiルーター、と覚えておくといいでしょう。
家電量販店などで大量に並んで売られているのは、全てWi-Fiルーターになります。

上記の写真のように、ホームルーターが店頭に大量に並ぶことはありませんので、ご注意ください。
ホームルーターが人気の理由とは?誰でも簡単に快適なWi-Fi環境がすぐに作れる

ホームルーターが人気の理由
- 光回線のような工事がなく、コンセントに挿すだけで使える
- 工事日の調整や工事の立ち会い、業者を部屋に入れるなどがない
- 面倒な設定もなく、機器が届いたらすぐに使える
- 動画視聴やSNSなど、普段使いとして問題ない速度が出る
ホームルーターが人気の理由を一言で表すと「快適なWi-Fiを手軽に用意できる」ことに尽きます。
届いた機器をコンセントに挿すだけですから、インターネット回線に詳しくない人でも安心して使えるわけです。
ホームルーターは「Wi-Fiがすぐに欲しい」「面倒なことはイヤ」という人にぴったりなWi-Fiサービスといえます。
光回線やポケット型WiFiと比較したホームルーターのメリットとデメリット

ホームルーターの仕組みや特徴が理解できたら、次に光回線やポケット型WiFiとの違いについて確認していきましょう。
インターネット回線選ぶ上で大事な5つのポイントで比較すると、次の表のようにまとめることが可能です。
光回線 | ホームルーター | ポケット型WiFi | |
---|---|---|---|
料金 | 一戸建ては高い | ほどよく安い | バラツキあり |
速度 | 速い | まずまず速い | 安定しない |
工事 | 不要な場合もある | 不要 | 不要 |
利用開始が早い | 早くて2週間 | 最短翌日 | 最短翌日 |
利用場所 | 自宅のみ | 自宅のみ | どこでも可 |
ホームルーターについての理解を深めるために、光回線と比較した場合のメリットとデメリット、ポケット型WiFiと比較した場合のメリットとデメリットの両方を、それぞれ詳しく解説していきます。
光回線と比較したホームルーターのメリット
光回線よりホームルーターのほうが優れているポイントは、次の6つになります。
- 工事が不要!コンセントに挿すだけ
- 光回線の対応エリア外や工事不可の建物でも使える
- 申し込みの最短翌日からWi-Fiが使える
- 面倒な設定がなく配線も少ない
- 引っ越しが簡単にできる
- 一戸建てなら光回線より安く使える
工事が不要!コンセントに挿すだけ

ホームルーターは光回線のような工事を必要としません。
自宅に届いた通信機器をコンセントに挿すだけで、すぐにWi-Fiが使えるようになります。
工事日の調整や当日の立ち会いといった手間が一切ないため、初めての人でも安心して使い始めることができるでしょう。
また、家の中に知らない人を入れることがないため、一人暮らしでも安心です。
光回線の対応エリア外や工事不可の建物でも使える

ホームルーターは、スマホ用の電波を使用してインターネットにつながるため、全国ほぼどこでも利用可能です。
光回線が対応エリア外であったり、工事ができないマンションやアパートであっても、問題なく利用できます。
アパートやマンションの管理会社に許可を取る必要もないため、光回線より気軽に使えるのが大きな特長です。
申し込みの最短翌日からWi-Fiが使える

ホームルーターは、申し込みをしてから最短翌日には手元に届きます。
機器が届いたらコンセントに挿すだけで、その日からWi-Fiが利用可能です。
光回線の場合は、建物の調査や工事日の調整など、申し込みから利用開始まで最低でも2週間は待つ必要があります。
申し込みからすぐに使えるのは、急いでWi-Fi環境を整えたい人にとって大きなメリットといえるでしょう。
面倒な設定がなく配線も少ない
ホームルーターには、光回線のような面倒な設定はありません。
コンセントに挿すだけでWi-Fi(インターネット)が使えるようになります。
また、必要な配線は電源ケーブルの1本だけです。
何本もケーブルが必要な光回線のように配線がごちゃつく心配がなく、部屋をスッキリ片付きます。
引っ越しが簡単にできる
光回線の場合、引っ越しが非常に面倒です。
現在の利用場所で回線の撤去工事を行い、引越し先で改めて引き込み工事が必要になるため、2度も立ち会いが必要になるケースがあります。
ホームルーターの場合は、使用していた機器を持って行くだけで、引っ越し完了です。
利用場所の変更手続きを行う必要はありますが、24時間いつでもスマホから行えるため、面倒なやりとりは一切ありません。
大学生や社会人など、引っ越しが多くなりそうな人でも、気兼ねなく利用できます。
一戸建てなら光回線より安く使える
月額料金の比較 | 一戸建て | 集合住宅 |
---|---|---|
光回線 | 5,000円~6,000円 | 3,500円~4,500円 |
ホームルーター | 4,500円~5,500円 |
光回線は、一戸建てと集合住宅(アパートやマンション)とで、月額料金などが異なります。
集合住宅は、入居している人たちで回線を分け合うため、少し安く利用できるのが光回線の特徴です。
反対に、一戸建ての場合は自分の家だけで独占して利用することになるため、月額料金が少し高くなります。
ホームルーターは、光回線のように居住タイプによる料金の違いがありません。
一戸建てでも集合住宅でも、同じ料金プランになります。
結論、光回線の集合住宅と比べるとやや高くなりますが、一戸建てよりは安く利用することが可能です。
一戸建てにお住まいで、通信費を節約したいのであれば、光回線よりホームルーターをおすすめします。
光回線と比較したホームルーターのデメリット
ホームルーターの性質を光回線と比較すると、次のようなデメリットがあるので注意してください。
- 速度は光回線より遅い(オンラインゲームなどに注意)
- 電波を使ったサービスなので利用環境に影響を受けやすい
- マンションの場合は光回線より料金が高くなりやすい
速度は光回線より遅い(オンラインゲームなどに注意)

ホームルーターの通信速度は、光回線より遅いです。
ホームルーターは最大速度こそ1Gbpsを超えていますが、実測値ベースでは100~200Mbps程度しか出ません。
もちろん、動画視聴やSNSといった日常的な利用であれば、ホームルーターで十分です。
ホームルーターの速度で厳しくなるのは、オンラインゲームや動画配信といった高負荷な利用をする場合になります。
どちらも下り速度だけでなく上り速度が必要であったり、遅延しにくい回線でないと快適に利用できないため、安定して速度の出る光回線が最適です。
なお、Zoomなどのビデオ会議であれば、ホームルーターでもほとんどの問題なく利用できます。
毎日何時間も利用するのであれば光回線をおすすめしますが、月に数回程度であればホームルーターで問題ないでしょう。
電波を使ったサービスなので利用環境に影響を受けやすい
宅内まで直接ケーブルを引き込んで利用する光回線とは違い、ホームルーターは電波を使ってインターネットを利用します。
本記事内の「電波の特性」でも解説したとおり、空気中を通る電波は様々なものに影響を受け、自宅に届くまでに少なからず弱まってしまう(減退する)のものです。
障害物の影響を受けやすい環境でホームルーターを利用すると、速度が遅くなったり、通信が不安定になったりすることがあります。
機器を設置する場所を変えるだけでも改善することは多々ありますので、少しでも電波が通りやすい場所に置くようにするといいでしょう。
マンションの場合は光回線より高くなりやすい
月額料金の比較 | 一戸建て | 集合住宅 |
---|---|---|
光回線 | 5,000円~6,000円 | 3,500円~4,500円 |
ホームルーター | 4,500円~5,500円 |
月額料金を比較した場合、一戸建てはホームルーターのほうが安くなりますが、マンションなどの集合住宅では光回線のほうが安くなります。
最近は工事費が無料になる場合も多く、キャッシュバック額にも大きな差はないので、全体の費用感としても同じ程度です。
集合住宅に住んでいる人で、通信費をおさえたいのであれば、ホームルーターではなく光回線を選びましょう。
ポケット型WiFiと比較したホームルーターのメリット
ポケット型WiFiと比較した場合、ホームルーターには次のようなメリットがあります。
- ポケット型WiFiよりは速度が出やすく安定感も高い
- 機器を充電する手間がない
- スマホとのセット割引でお得に使える
ポケット型WiFiよりは速度が出やすく安定感も高い

光回線に比べると速度がやや遅くなるホームルーターですが、ポケット型WiFiよりは速く安定感も高いです。
どちらも電波を使ったサービスにはなりますが、ホームルーターのほうが機器の性能が良く、電波の受信感度が高いことが大きな要因となります。
ルーターを充電する手間がない

ポケット型WiFiは、スマホのように充電式のバッテリーで駆動します。
満充電の状態であれば1日中使うことができますが、毎日にような充電を行わないといけません。
ホームルーターであればコンセントに挿したまま利用できるため、毎日充電を行う手間がないです。
ポケット型WiFiのように過充電によるバッテリーの劣化を心配することもないので、気軽に使うことができます。
スマホとのセット割引でお得に使える

ホームルーターは、スマホとのセット割引が適用になるWi-Fiサービスです。
大手キャリアのスマホを利用している人は、もれなく全員割引価格で利用できます。
家族でスマホをまとめている場合、実質無料で利用できるケースもありますので、通信費を大幅に節約できるのです。
ポケット型WiFiと比較したホームルーターのデメリット
ポケット型WiFiと比較した場合、ホームルーターには次のようなデメリットがあるので注意しましょう。
- 近くにコンセントが必要
- 機器が大きいので置き場所を取る
- 外や移動中には使えない
- 契約住所以外では使用できない(WiMAXを除く)
近くにコンセントが必要
ホームルーターは、コンセントに挿さないと利用できません。
スマホやポケット型WiFiのように、バッテリーを充電して利用することができないのです。
置きたい場所まで電源ケーブルが届かない場合は延長コードが必要ですし、コンセントのない部屋にはそもそも設置できないので注意しましょう。
機器が大きいので置き場所を取る
ポケット型WiFiで使用するモバイルルーターに比べると、ホームルーターは機器のサイズが大きいです。
机や棚の上に置くにしても場所を取るため、一人暮らしなどで部屋が狭い場合は置き場所に困るかもしれません。
外や移動中には使えない
ホームルーターはコンセントに挿すことで利用可能になるWi-Fiサービスです。
ポケット型WiFiのように、自由に持ち歩いてWi-Fiを使うことができません。
あくまでも宅内に設置して利用する機器なので、外出先や移動中に使いたいのであれば、ポケット型WiFiを選びましょう。
契約住所以外では使用できない(WiMAXを除く)
WiMAX以外のホームルーターは、契約住所以外での利用が禁じられています。
契約住所以外で使用してしまうと、最悪の場合は強制解約となるので、注意しましょう。
引っ越しなどの理由で使用する場所が変わる場合は、契約者ページ(マイページ)などから利用場所の変更手続きが必要です。
学校や会社など自宅(利用場所として登録してある住所)以外の場所へ自由に持ち運べるホームルーターはWiMAXだけですので、よく覚えておいてください。
ホームルーターはどんな人におすすめのWi-Fiサービスなの?

光回線やポケット型WiFiと比較した結果、ホームルーターは次のような人におすすめのWi-Fiサービスであることがわかります。
- 工事は面倒だけど速いインターネット回線が欲しい人
- 自宅用のWi-Fiとしてすぐに用意したい人
- できるだけ通信費を押さえたい一戸建てに住んでいる人
- 引っ越しの際にできるだけ手間を省きたい人
工事は面倒だけど速いインターネット回線が欲しい人
快適に使えるインターネット回線(Wi-Fi)が欲しいけれど、工事が面倒だという人には、ホームルーターをおすすめします。
最新のホームルーターは、いずれも5G回線に対応しており、夜間でもインターネットが快適に使えます。
もちろん5G未対応エリアであっても、キャリアアグリゲーションが使えるので、十分快適です。
ホームルーターなら工事が不要で、誰でも簡単にWi-Fi環境を用意することができます。
自宅用のWi-Fiとしてすぐに用意したい人
工事が不要のホームルーターであれば、申し込みから利用開始までも断然早いです。
最短翌日には機器が届くため、すぐにWi-Fiが使えるようになります。
工事日の調整や当日の立ち会い、作業員を部屋に入れることがないので、安心かつ安全かつ素早くWi-Fi環境が整うのです。
できるだけ通信費をおさえたい一戸建てに住んでいる人
光回線は、一戸建てとマンションとで料金が異なり、一戸建ての場合は月額5,000円~6,000円ほどと、少し割高です。
ホームルーターであれば一戸建てでもマンションでも料金が同じであり、月額5,000円程度と光回線より安く使うことができます。
一戸建てにお住まいで、少しでも通信費をおさえたいのであれば、ホームルーターの利用がおすすめです。
引っ越しの際にできるだけ手間を省きたい人
ホームルーターは工事が不要ですぐに使えるという利点があるため、引っ越しの際も手間が省けて便利です。
光回線の場合は、引っ越しの連絡から回線の撤去、引越し先での再工事と、非常に手間がかかります。
過去に光回線の引っ越しを経験した人は「めんどくさいなぁ」と感じたのではないでしょうか。
ホームルーターであれば、引越し先に機器を持って行きコンセントに挿すだけで、即日Wi-Fiが使えるようになるのです。
住所変更の手続きは必要ですが、スマホからいつでも簡単にできます。
引っ越すことが多い人や、近日中に引っ越す予定がある人には、ホームルーターがおすすめです。
ホームルーター以外のWi-Fiサービスを使うべきな人

ホームルーターは大変便利なサービスではありますが、次のような人にはおすすめできません。
光回線もしくはポケット型WiFiといった他のWi-Fiおすすめします。
- オンラインゲームなど速度の速い回線が必要な人
- できるだけ通信費を押さえたい集合住宅に住んでいる人
- 自宅だけでなく外出先や移動中にもWi-Fiが使いたい人
- 邪魔な配線を全てなくしたい人
オンラインゲームなど速度の速い回線が必要な人
ホームルーターではなく光回線の利用をおすすめする人
- APEXやストリートファイターなどのFPSや対戦型格闘ゲーム
- Zoomなどのビデオ会議を頻繁に行う
- 100MB以上の重たいファイルを頻繁にアップロード、メール送信する
※スマホで撮影した1分程度の動画が約100MB
※ホームルーターでは100MBのファイルをアップロードするのに1分ほどかかります - 速度に関する不安や心配を全て取り除きたい
できるだけ速度が速く、安定感のある回線を使いたい人には、ホームルーターではなく光回線おすすめしています。
特に、FPSや対戦型格闘ゲームなどのリアルタイムでのやりとりが多いゲームをホームルーターで行うと、夜間などの混み合う時間帯においてラグつく可能性が高いです。
また、あくまでも個人的な経験になりますが、Zoomなどのビデオ会議において10回に1回くらいは映像が一時的に止まったり、音声が途切れたりすることがありました。
リモートワークなどで毎日ビデオ会議を行う人は、ホームルーターの速度では仕事に支障をきたす可能性があるかもしれません。

できるだけ通信費を押さえたい集合住宅に住んでいる人
回線名 | 3年間の合計費用 |
---|---|
ソフトバンクエアー | 142,588円 |
GMOとくとくBB光 | 110,901円 |
光回線よりホームルーターのほうが安い印象があると思いますが、集合住宅に住んでいる場合は光回線のほうが安くなります。
3年間の合計費用で比較した場合、一番安いホームルーターであるソフトバンクエアーよりも、光回線(GMOとくとくBB光)のほうが2万円以上も安くなるのです。
月額料金も光回線のほうが安いので、長く使えば使うほどホームルーターは割高となります。
通信費をできるだけ抑えたいと考えているのであれば、ホームルーターより光回線おすすめです。

自宅だけでなく外出先や移動中にもWi-Fiが使いたい人
ホームルーターはコンセントのある場所でしか利用できないので、移動中や外出先での利用は基本的にできません。
移動中や外出先でもWi-Fiを使いたいのであれば、ホームルーターではなくポケット型WiFiを選びましょう。
バッテリーで動くポケット型WiFiであれば、電車の中やカフェなど、好きな場所でWi-Fiを使うことが可能です。

邪魔な配線を全てなくしたい人
ホームルーターは、電源ケーブルをコンセントに挿すだけで使えるので、光回線のように何本も配線があるわけではありません。
ですが、たった1本の電源ケーブルでさえ煩わしいと感じる人もいるでしょう。
全ての配線をなくしたい、置き場所に縛られたくないのであれば、ポケット型WiFiおすすめします。
ポケット型WiFiであれば、充電さえしてしまえば配線は一切不要で、好きな場所に置いて使うことが可能です。
充電という手間はありますが、持ち運びも自由ですし、部屋のスペースを圧迫することもありません。

ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめに関するよくある質問をわかりやすく解説
ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめによくある質問と答えをまとめました。
特に、インターネットやホームルーター(置くだけWiFi)初心者から多い質問をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ホームルーター(置くだけWiFi)の比較ポイントはどこ?
性能(電波や速度)を重視するか、料金の安さを重視するか、です。
料金と速度のバランスを取るならGMOとくとくBB WiMAX、速度重視ならドコモのhome5G、安さ重視ならソフトバンクエアーがおすすめになります。
ホームルーター(置くだけWiFi)は光回線の代わりになるの?
使い方次第では光回線の代わりになる人も多いです。
動画視聴など一般的な使い方をする人であれば問題ありません。
ただし、動きの速いオンラインゲームやFX(デイトレ)といったリアルタイムでのやりとりが必要になる使い方をする場合はおすすめできません。
また、上り速度が光回線より遅いので、動画配信・動画投稿を職業としている人(YouTuberなど)にもおすすめではないです。
速度が必要になる使い方をする人には、光回線おすすめします。
ホームルーター(置くだけWiFi)は外でも使えるの?
WiMAXに限り、コンセントがある場所であれば外でも使えます。
会社や学校、人によっては旅行先に持って行く人もいます。
持ち運びが自由な点がWiMAXのメリットですね。
ドコモのhome5G、ソフトバンクエアー、Rakuten Turboは、登録している利用場所(主に自宅)以外では使用できません。
登録住所以外で使ってしまうと、強制解約させられる場合がありますのでご注意ください。
※いつでも使用場所の変更は可能です。
ホームルーターとWi-Fiルーターって何が違うの?
ホームルーターは、本体にSIMカードを挿すことができるため、それ単体でインターネットが利用可能です。
Wi-Fiルーターは、光回線を契約して使うものであり、それ単体ではインターネットができません。
家電量販店などの棚に陳列されているのは全てWi-Fiルーターです。
Wi-Fiルーターだけを買って帰っても、インターネットは使えませんので注意しましょう。
自分の家が対応エリアに入ってるかどうかって事前に調べることができるの?
できます。
各社対応エリアを公式サイトにて公開していますので、気になる人は事前に調べてから申し込むようにしましょう。
ドコモのhome5Gであれば、ドコモ回線がつながる場所なら使えますので、使えない場所はほとんどありません(ドコモは人口カバー率99%です)。
ソフトバンクエアーは申込みの時点でソフトバンク側で対応エリアかどうかを確認してくれます。
もし対応エリア外だった場合は、そもそも申し込みができません(拒否されます)。
- GMOとくとくBB WiMAXの通信エリア
- ドコモhome5Gの通信エリア
- ソフトバンクエアーの通信エリア
- Rakuten Turboの通信エリア
申込みしてからキャンセルすることはできるの?
できます。
商品が届く前であればキャンセル可能です。
また、商品が届いた後でも8日以内であればキャンセルできます(いずれも初期契約解除制度の対象商品です)。
ただし、事務手数料の支払いは必要となるので注意してください。
スマホがドコモじゃなくてもhome5Gは契約できるの?
契約できます。スマホをお持ちでない方でもhome5Gを使うことができますので、安心してください。
スマホがソフトバンクじゃなくてもソフトバンクエアーは契約できるの?
契約できます。スマホをお持ちでない方でもソフトバンクエアーを使うことができますので、安心してください。
速度が遅いんですが、どうすれば速くなりますか?
電源を再起動して、ホームルーターを設置する場所を変えてみましょう。
長時間電源を入れたままにすると、通信トラブル(Wi-Fiがつながらなかったり速度が遅くなったり)が起きる場合があります。
その場合は再起動で改善するので一度試してみてください。
再起動をしても改善しない場合は、設置場所が良くない可能性があります。
できるだけ窓側の少し高い位置に置いてみてください。
何をやっても改善されない場合はどうしたらいいの?
残念ながらお使いのホームルーターの利用に不向きなエリア・場所だった可能性があります。
他のホームルーターに乗り換えるか、光回線に乗り換えましょう。

テレビでYouTubeやネットフリックスを見れるの?
できます。
ただし、夜18時~23時などの混雑しやすい時間帯に、複数台同時にWi-Fiを使ってしまうと速度が足らなくなる可能性があるので、ご注意ください。
家族みんなで使っても大丈夫なの?
大丈夫です。
当サイトが念入りにチェックしたところ、同時に3~4台までであれば問題なく使えました。
YouTubeの高画質動画を視聴しても止まらなかったです。
情報参照元
- ソフトバンク(2014年12月11日):「置くだけですぐつながる、使い放題の高速インターネットサービス「SoftBank Air」を提供開始」より。
- UQ WiMAX(2017年1月25日):「開通工事不要で簡単設置、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」の発売」より。
- J.D.パワー(2021年6月23日):「J.D. パワー 2021 年ワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度調査[PDF]」より。
- UQ WiMAX(2022年2月1日)「WiMAX +5Gサービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について」”これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。”より
- 楽天モバイル(2023年2月14日)「2022年度通期および第4四半期決算説明会CEOグループ戦略[PDF:3.49MB]」”4Gのエリア展開はほぼ完了”より、2022年度末に4G回線の人口カバー率が98%に達していることがわかる。
参考文献一覧
本記事を作成するにあたり以下のサイトを参考にしております。
- 総務省:携帯電話ポータルサイトなど
- 総務省「東海総合通信局」:電磁障害
- NTTドコモ:home5Gなど
- au:auホームルーター5Gなど
- ソフトバンク:ソフトバンクエアーなど
- UQ:WiMAXホームルーターなど
- 理化工業:電波の伝わり方と性質
- 関西電力送配電:周波数とは
- 大同大学:帯域幅
- 丸文株式会社:Wi-Fi6、OFDMA
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